◆本記事はプロモーションが含まれています。
お経を書き写す「写経」は、忙しい日々を忘れて集中力が高められます。また、ストレスや不安解消にも役立ち、静かなブームが到来しています。最近では100均でも写経セットが販売されているようです。この記事では、選び方とおすすめ商品をご紹介します。
中国八章で、お経を書き写したのがはじまり
写経とは?
写経の発祥は中国で、印刷技術がなかった時代にお経をひとつずつ書き写したのがはじまりといわれています。日本では仏教を保護した聖武天皇が公式に写経を行なわせたようです。
現代の写経は功徳を積むためや供養するために行なわれますが、自分の心と向き合う精神的な意味合いからはじめる方が増えています。
忙しい日々のなか、写経することで心の平穏が得られるでしょう。
写経セットの選び方
一度写経をしてみたいと思っても、ふだん毛筆で書かないから無理と思っていませんか? 毛筆が苦手ならペンでも構いません。最初はなぞり書きからはじめ、慣れてきたらお手本を見ながら書いてみましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】初心者はなぞり書きから
【2】筆ペン・毛筆がセットになっているか
【3】書きやすいのは楷書体で大きめの文字
【4】まずは般若心経から
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】はじめての方は「なぞり書き」に挑戦
初心者用から本格的なものまで、いろいろな写経セットがあります。はじめての方は「なぞり書き」からはじめてみましょう。
写経用紙にはうっすらとお経が印刷されているものがあり、その上からなぞることで写経の基本を覚えられます。
なぞり書きに慣れてから、横にお手本を置いて写経するなど、少しずつ次の段階へと進んでください。
【2】筆ペン・毛筆がセットに入っているか確認する
写経セットには、筆ペンや書き写す用紙、下敷きなどが含まれています。本格的なセットになると、毛筆や硯(すずり)が入っているものも。
ふだんから筆書きに親しんでいる方は本格的なセットが適していますが、そうでない方は墨を必要としない筆ペンからはじめるとよいでしょう。
なかにはサインペンやボールペンが含まれるセットもあるので、事前にセット内容をチェックすることが大事です。
【3】楷書体で大きめの文字が書きやすい
写経にはじめてトライする方は、漢字の字体に注意が必要です。なぞり書きをする場合、点や画が直線的な「楷書体」が適しています。
漢字の字体には流れるような「行書体」などがありますが、このような字体はなぞり書きするのがむずかしく、初心者向けではありません。
また文字の大きさも大きめの方が書きやすいので、写経セットを購入するときに用紙や文字のサイズをチェックしましょう。
【4】「般若心経」からはじめてみましょう
写経する場合になにを書き写すのかが問題になります。もちろんお経を書き写しますが、いろいろな宗派のお経があって初心者は迷うでしょう。
写経されるお経で多いのが「般若心経」です。般若心経のよいところは、日本の仏教のほとんどに影響を与えている点です。そのため、宗派を問わず写経に使えます。
もちろん個人的に興味のあるお経を選んでも大丈夫ですが、手はじめになにを写経しようか迷ったら、般若心経を手に取ってみてください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)