2021年度前期NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の新たな出演者が11日、発表された。清原果耶が演じるヒロインの父親役を内野聖陽、母親役を鈴木京香が演じる。

  • 内野聖陽
  • 鈴木京香

連続テレビ小説第104作『おかえりモネ』は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロインが、天気にとことん向き合う“気象予報”の仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。

清原が演じるヒロイン・永浦百音(ながうら・ももね)の父・永浦耕治役に内野聖陽、百音の母・永浦亜哉子役に鈴木京香が決定。また、百音の妹・永浦未知役は蒔田彩珠、百音の祖父・永浦龍己役は藤竜也、百音の祖母・永浦雅代役は竹下景子が演じる。竹下は語りも担当する。

父役の内野は「ヒロインの父親役を演じます。気仙沼の美しい海で育つ若者たちが悩み苦しみながらそれぞれの人生をみつけていく。でも、その親たちもかつては人生の道のりで沢山思い悩み、いや、親であるからこそ今も悩みながら人生を歩んでいるのでしょう。子供の成長に戸惑いながらも若者たちへの温かい視線を失わない、ちょっと鈍感で不器用な愛すべき父親を、気仙沼という海の町のヴァイタリティ―の中で、明るく前向きに生きられたらと思っています。きっと、今の不安な時代に活力を与えてくれる作品になるに違いないと予感しています。ご期待ください」とメッセージ。

母役の鈴木は「『君の名は』から何年になるのでしょうか。ヒロインの母親役として連続テレビ小説に出演させていただけるのは本当にうれしく、感謝の思いでいっぱいです。皆さんと一緒に強い絆の家族となれるよう、私も励みます。そして、このドラマの舞台地が自分の故郷、宮城県であることも大変光栄に感じています。登米は子どものころに何度も訪れた場所です。どちらかというと宮城の山っ子の私、気仙沼の美しいけれど厳しい自然のなかでのロケと地元の方々との交流を心から楽しみにしています」と心境を明かした。

家族キャストの決定を受け、清原も「錚々たるキャストの皆様とご一緒させて頂けることをとても光栄に思います。脚本を読む度に、安達さんの愛の詰まった物語に心を弾ませていましたが出演される皆様のお名前を耳にし出してから、より『おかえりモネ』の世界が鮮やかに色付きはじめました。百音としても、私自身としても感じ得るものがきっと有る出逢いと歩みになるのではないかと思っております。キャストの皆様と『おかえりモネ』の時間を共に過ごすことが出来る日々が待ち遠しいです。撮影はまだ少し先ですが、現場に染み渡る空気感をドラマを観て下さる皆様にお届け出来ますよう楽しく、健やかに、誠心誠意努めて参ります」とコメントを寄せた。