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【この記事のエキスパート】
保育士・社会福祉士:武田 優希
施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。
全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。
保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。
また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。
大人と同じように、子供にも枕が必要です。この記事では、保育士に取材のもと、子供用枕が必要な理由や選び方、おすすめ商品を紹介。西松屋や赤ちゃん本舗、ニトリやしまむらなどさまざまなお店で買えますが、通販ならさらに豊富な種類から選べますよ!
何歳から必要かもチェック!
子供用枕が必要な理由
直立歩行をする人間は、起きているときは常に頭の重さが首にかかっています。大人も子供も首を休められるのは横になっているときだけなので、枕を用いて適切に休ませてあげることが大事です。
また、子供にとって睡眠は首や脳を休ませるだけではありません。子供は睡眠時間に成長ホルモンが分泌されるので、心身ともに子供の成長をうながすためには、質のよい睡眠が大切になってきます。
寝つきの悪い子供も、枕で高さを調整してあげることでスムーズに眠ることができるかもしれません。ぜひ子供用枕を試してみてください。
子供用枕はいつから必要?
あくまで目安ですが、「小学生低学年」からは枕が必要と考えられています。これは、骨や筋肉、間接などが大人に近づいていく時期。たとえば大人も、寝るときに枕がなかったりマットレスが薄いと、腰が痛くなったり肩が凝ったりすることがありますが、子供も同じく成長とともに負担がかかるようになってきます。
ただし、時期にかかわらず、寝相が悪い場合や、身体に痛みを感じている場合は枕を用意してあげましょう。早いと3歳前後の幼児期から使えるものもあります。1歳前後までは、ベビー枕を使うのがいいでしょう。
幼児や小学生向けも!
子供用枕の選び方
ここからは、子供用枕の選び方をチェックしていきましょう。
枕の形状タイプで選ぼう
子供用枕には、「スタンダードタイプ」と「抱き枕タイプ」の2種類があります。仰向けやうつぶせ、横向きなど寝方に合わせて選んであげましょう。
スタンダードタイプ|どんな寝方でも対応できる
頭の下に敷いて使う定番の枕が「スタンダードタイプ」です。仰向けやうつぶせ、横向きなどさまざまな寝姿勢をサポートでき、寝返りもスムーズに行なえます。
横長の長方形が一般的な枕の形状です。眠っている間に枕から頭がずり落ちてしまう子どもには、枕の中央にくぼみのあるドーナツ型の枕を選ぶと寝姿勢が安定します。
抱き枕タイプ|よく寝返りをうつ子どもに
寝返りが多い子どもには抱き枕タイプがよいでしょう。横向きで枕に抱きついて眠れるので、肩や下半身周りなど全身を自然な形で支えることができます。抱きつくことで姿勢が安定し落ちつきを得られるため、心地よい入眠をうながすアイテムとしてもおすすめ。
スタンダードタイプよりも肌に触れる部分が多いため、肌触りのよい生地を使用している枕を選んであげましょう。
通気性のいい中材を選ぼう
就寝時の子どもは大人よりも体温が高くなることが多いため、頭部の周りに熱がこもりやすい状態になります。熱がこもると寝苦しく心地よく眠れないため、できるだけ通気性がよく熱を逃してくれる詰め物を使った枕が子ども用としてふさわしいです。
ポリエチレン製のパイプやポリエステル綿などの素材を詰め物として使ったアイテムを選ぶとよいでしょう。
身体に合わせてサイズを選ぼう
子ども用枕にはさまざまなサイズのアイテムが販売されています。身体の大きさに合ったもの、成長に合わせて高さを調整できるものを選んであげましょう。
サイズ感は「肩幅」を目安に
子どもが使いやすいサイズの枕を選ぶには、肩をしっかりと支えるために横幅が肩幅より大きめのものを選びましょう。縦幅も子どもの頭よりも大きめのサイズを選ぶといいです。
サイズが合っていない枕を選ぶと、いきびをかいてしまう原因になることもあります。いびきはのどの不快感や鼻づまりを引き起こす場合があるため、子どもの身体に合ったサイズの枕を選ぶことが大切です。
「首の長さ」や「首のカーブ」にも合わせて
大人のような緩やかなS字カーブの背骨は、小学校低学年頃に形成されるといわれています。なので、小学校低学年頃には首の長さやカーブに合った枕を使用するようにしましょう。枕と首に隙間ができず、後頭部が枕の中心にくるものを選ぶのがポイントです。
この時期に、S字カーブの背骨がきちんと形成されないと、猫背やストレートネックになってしまう可能性があります。首の痛みや肩こりの原因につながることもあるので注意しましょう。
「高さ調節」できると成長しても使いやすい
快適に眠るためには枕の高さも大切なポイントです。仰向けで寝たときに頭部と首すじできるすき間を埋められるのが、ほどよい高さになります。子どもの身体は成長が早いため、枕を買い換えてもすぐに身体が大きくなって枕の高さが合わなくなることも。
何度も買い換えるのは手間だと思う場合には、枕の高さを調整できるタイプを選ぶとよいです。
洗濯機で丸洗いできるものが便利!
子どもは大人よりも汗をかきやすいので、枕は皮脂や汗で汚れやすくなってしまいます。子どもの肌を守るためにも枕は清潔なものを使わせてあげたいですね。
カバーを取り外して洗濯できるものや、枕本体を丸洗いできるものを選ぶと衛生的に使えます。敏感さが気になる子どもの場合には防カビや防ダニ、抗菌加工などがほどこされているものを選ぶとよいです。
子どもが好きなキャラクターデザインも大人気
子ども用枕にはシンプルなものからキャラクターが描かれたものなど幅広いデザインのアイテムがあります。毎晩眠るのが楽しみになるように、子どもが気に入るデザインであるかどうかも子ども用枕を選ぶうえで大切なポイントです。
枕の形がシンプルな長方形でも、子どもが好きな色やモチーフ、キャラクターが描かれたカバーのアイテムだと喜んでくれます。アンパンマンやディズニー、プリキュアやポケモンなどは不動の人気。最近では、小学生に人気の「すみっコぐらし」や「鬼滅の刃」デザインも人気があります。別売りの子供用枕カバーを付け替えて楽しむのもありですよ。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)