伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は9月10日、米Lakeside Softwareのワークスペースアナリティクス製品「SysTrack」を提供開始すると発表した。価格はクラウド版が月額1ユーザー750円(税別)、100ユーザー3カ月分からの提供となっている。

「SysTrack」は、すべてのユーザーが利用するエンドポイントからユーザー操作とシステム性能などの利用状況を可視化し、データ分析を通して、デスクトップ環境のパフォーマンス改善やコストの最適化を実現するソリューション。

  • 「SysTrack」の画面

軽量の監視エージェントをITリソースに配備することで、ハードウェア、ネットワークなどの1,000種類以上のデータを15秒ごとに収集し、システムの稼働状況を定量的に図式化する。

これにより、ITリソースのダウンタイムの削減や問題発生時の原因特定、余剰リソースの把握、セキュリティリスクの把握などが可能になり、安定した業務環境の維持を実現する。

VDIでは、サーバやネットワークの品質、性能がユーザーの体験に直接影響するため、SysTrackを導入し、デスクトップの環境を適切に改善することで、従業員の働きやすさの向上にもつながるという。