リクルートライフスタイルの美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は9月10日、「薄毛に関する意識調査2020」の結果を発表した。スクリーニング期間は202年7月9~11日、調査対象は20~69歳の個人5万人。
薄毛の人、男性3割弱、女性1割弱
自身の毛髪の状態について、現在当てはまるものを尋ねると、「薄毛である」との回答は男性26.7%、女性7.8%と男性の方が高い結果に。また、現在薄毛でなくても男女とも約3割が将来薄毛の不安を感じており、2割弱は既に対策を始めていた。
続いて「薄毛である」と回答した人に、薄毛が気になりだした年齢を尋ねると、平均年齢は男性38.1歳、女性41.9歳となった。ただし、薄毛対策への意識は男性より女性の方が高く、年齢にかかわらず薄毛対策を続けたいと答えた割合は67.5%(男性41.9%)に上った。
薄毛について、誰の目線が気になるか聞くと、男女とも「他人の目すべて」(男性41.4%、女性61.4%)が首位。男性の2位は「職場の異性」(31.7%)、3位「異性の友人」(25.9%)と異性の目を気にしていたのに対し、女性は2位「同性の友人」(18.3%)、3位「職場の同性」(18.3%)と同性の目を気にしていた。
現在薄毛対策にかけている金額(月平均)は、男性3,857円、女性3,294円。かけてもよいと思う金額の上限(同)は、男性4,815円、女性4,172円で、女性の金額は上昇傾向にある。
薄毛のために現在実施している対策は、男女とも「市販の育毛ローションや発育毛剤を使う」(男性26.8%、女性28.2%)が最多となり、気軽にできる対策が上位に入る傾向がみられた。