フォーカルポイントは、 伊IK Multimediaのオーディオインターフェイス 「iRig Stream(アイリグ ストリーム)」を、同社オンラインショップおよび全国の家電量販店にて取り扱いを開始した。価格は14,000円(税別)。
同製品は、ストリーミング配信のために設計されたオーディオインターフェイス。iOS/Androidなどのモバイル機器やMac/PCに対応する。
最大3つの音源ソースをミックスしての配信が可能。ひとつはLightning、 またはUSB接続されたモバイル機器、 二つめはパソコンから流れる音楽アプリなどの再生音(ループバック機能でONを選択時)、RCA端子に接続されたオーディオ機器や楽器、 三つめは4極ヘッドセット端子に接続されたマイク付きのイヤフォン、 iRig Micなどからのトークや歌声。これらの音源が使用デバイスに送り返され、ストリーミング配信やカメラアプリなどでの収録に利用できる。
A/Dおよび D/Aコンバーターは 24bit/48kHzに対応。調節可能な入力ゲインとレベルインジケーターを搭載し、適切なサウンドレベルへの調整が行える。また、音声の入力とモニターに対応したヘッドセット端子を装備し、ヘッドセットを使用すれば、ステレオ入力に再生装置やミキサーを接続すると同時に ヘッドセットからの音声もデバイスへと信号を送れる。ヘッドセット端子からの入力信号はステレオ入力と共にiRig Stream内部でミックスされ、ほとんどのヘッドセットで動作するほか、 iRig Mic Lav、 iRig Mic、 iRig Preなどのアナログ入力のIK Multimedia製品をあわせて利用できる。
さらにモノラル/ステレオ切り替えスイッチを搭載し、ステレオ配信非対応のソーシャルアプリでの利用にも対応する。接続したデバイスの音声出力をループバックさせる機能も搭載し、接続したデバイスのお気に入りの音楽アプリでバックトラックを鳴らし、 それに合わせた演奏をミックスしてストリーミング配信するといったことも行える。
本体サイズは約44.5(W)×105.5(H)×24(D)mmで、質量は約65g。本体のほか、USB、 USB-C、 Lightningケーブルなどを同梱。
対応OSは、iOSがiOS 6以降、AndroidはAndroid 5以降(USBデジタルオーディオ機能の使用には別売のMicro-USB-OTG mini-DINケーブルが必要)、Mac OS X 10.6以降、Windows 7以降(iRig ASIO Driver for Windowsが必要)。