プラネットは9月10日、髪の毛の手入れに関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2020年8月18~20日、有効回答は20代以上の個人4,000人。
身だしなみ重視県は栃木県?
新型コロナウイルスの流行前と比べて、在宅時間は増えたか聞くと、62.9%が「在宅時間が増えた(とても+どちらかと言えば)」と回答した。
コロナ禍に伴い、自分の髪の毛に関して変えてみたことや変えてみたいこと、使い始めたいヘアケア製品があるか自由回答形式で問うと、従来と変わらずという層が一定数いた一方、「おうち時間が増えたので ドライヤー前のトリートメントに時間を費やすようになった」(30代女性)とのように、コロナ禍を契機にセット時間が増えたという人もみられた。
出社時に髪の毛の手入れやセットをする人は75.1%。しかし、家でオンラインのミーティングや授業に参加する時、髪の毛の手入れをするか尋ねたところ、「このシーンは経験したことがない」人が68.3%を占めた。
経験したことがある人の回答をみると、「きちんと手入れ、セットする」と「ある程度手入れ、セットする」の合計は18.3%(経験者を母数とすると57.5%)となり、約5人に3人はリアル同様に髪の毛の身だしなみを整えていることがわかった。
出社時に髪の毛の手入れやセットすると答えた割合を都道府県別にみると、最も高かったのは栃木県(60%)、次いで佐賀県(57.1%)、沖縄県(52.9%)との順に。
反対に最も低かったのは熊本県(16.7%)で、以下、山形県(22.2%)、広島県(22.6%)と続いた。1位の栃木県は、「ある程度手入れ、セットする」も合わせると80%に上る。これは、一番低い熊本県(計52.6%)と30ポイント近い差があることから、栃木県は身だしなみを重視している人が多いと推察される。