回転すしチェーン「スシロー」では九州のネタやサイドメニューを集めた「大九州展」を開催している。9月9日のフェア開始前からSNSでは早く食べたい!、懐かしのご当地グルメが食べられる! と話題に。九州民には馴染みのある「白くまパフェ」や「とり天」のすし等が登場する。

  • スシロー「大九州展」を開催

    スシロー「大九州展」を開催

今回訪れたのはスシロー五反田店。大きな看板がスシローではなく「よかロー」になっていた。九州弁で「良い」を意味する「よか」と「スシロー」を組み合わせた今だけの看板のようだ。ちなみにスシロー公式Twitterのアイコンもよく見ると「よかロー」になっている。遊び心のある仕掛けに食べる前からわくわく。

  • スシローがよかローに!!

    スシローがよかローに!!

“大”九州展とあって、全18種が登場する今回のフェア。1県ずつネタを紹介しよう。まずは福岡県から。

■福岡

  • 「やまや明太子高菜包み」(100円)

    「やまや明太子高菜包み」(100円)

福岡のおいしいものといえば明太子と高菜。「やまや明太子高菜包み」(100円)は、そんな名物を2つ同時に味わえるメニュー。明太子で有名な「やまや」の「真子」を使用しているそう。ピリ辛で滑らかな明太子にシャキッとした高菜で福岡を一口で味わってみて。

  • 「とんこつラーメン」(380円)

    「とんこつラーメン」(380円)

人気福岡グルメ「とんこつラーメン」(380円)は、濃厚でこってりとしたスープが本場の味わいを感じる一杯。スシローらしくあご出汁をスープに使用することでより旨みのあるスープに仕上がっているそうだ。

■長崎

  • 「白鉄火」(150円)

    「白鉄火」(150円)

長崎からは最多の4品が登場。なかでも「白鉄火」(150円)は、長崎名物として地元では親しまれているもの。鉄火巻きといえば赤いまぐろが一般的だが、長崎の鉄火巻きは白いひらまさを巻いている。こりこりとした歯ごたえがあり、大葉やごまの風味が利いていた。

  • 「剣先いか」(150円)

    「剣先いか」(150円)

「剣先いか」(150円)は高級ないかで知られている。厚めの身はしっかりとした食べ応えがあり、噛むほどにいからしい甘みが口に広がる一皿。

  • 「天然真はた食べ比べ(生・炙り)」(300円)

    「天然真はた食べ比べ(生・炙り)」(300円)

回転すしで食べられる機会がすくない真はたは「天然真はた食べ比べ(生・炙り)」(300円)として登場。生は透き通るようなきれいな身で、上品でほのかな甘みを感じる。炙りはジュレでさっぱりとしながら、少し香ばしさも感じる味わいだった。

  • 「長崎カステラ 和三盆アイス添え」(300円)

    「長崎カステラ 和三盆アイス添え」(300円)

「長崎カステラ 和三盆アイス添え」(300円)は、お土産としても人気の「長崎カステラ」が、すっきりとした甘みが特長のべつばらクリームとコラボ。カステラは100年以上の歴史がある老舗「和泉屋」のもので、ザラメを感じられるよう全体にグラニュー糖が散りばめられている。食べるたびにザラッとした食感を何度も楽しめた。

■大分

  • 「とり天自家製タルタル」(100円)

    「とり天自家製タルタル」(100円)

「とり天自家製タルタル」(100円)は、揚げたてのとり天とタルタルが絡み合い満足感のある一皿。店内で作られた自家製のタルタルで、玉ねぎや大根などのピクルスをたっぷりと使って作られているそう。タルタルだけで食べてもおいしい。

  • 「中津からあげ」(330円)

    「中津からあげ」(330円)

大分のB級グルメ「中津からあげ」(330円)は、名店「中津からあげ からいち」監修のからあげ。運ばれてきたときの食欲をそそる香りがたまらない。醤油とニンニクベースで味付けされ、おつまみにも合う味わい。表面はカリカリとしながら、中はジューシー。やみつきになるおいしさだった。

■佐賀

  • 「トロあじ」(100円)

    「トロあじ」(100円)

佐賀県で獲れた身が光る「トロあじ」(100円)は、脂がのった天然あじ。特に九州で獲れるあじは特に脂がのっているそうだ。トロというだけあり、やわらかく口どけがよい。上にのせられた生姜と合わせてさっぱりと食べられる。

  • 「有明極上海苔のあじなめろう」(150円)

    「有明極上海苔のあじなめろう」(150円)

海苔・しゃり・あじのなめろうと別々で盛られた「有明極上海苔のあじなめろう」(150円)。なめろうは天然の真あじを店内で信州味噌と合わせてたたきにしているとのこと。風味が豊かな有明極上海苔は歯切れがいいパリパリ食感。手に取ったら早めに食べることをおすすめしたい。

■鹿児島

  • 「活〆ひらまさ」(150円)

    「活〆ひらまさ」(150円)

「活〆ひらまさ」(150円)は、ぶりやかんぱちと並び青物御三家と呼ばれる高級魚ひらまさを活〆にしたもの。鮮度が高く、しっかりとした身は食べ応えのある食感だった。

  • 「きびなご天ぷら」(100円)

    「きびなご天ぷら」(100円)

鹿児島ではメジャーなきびなごが「きびなご天ぷら」(100円)として登場。サクサクとした天ぷらはそのままでも、塩をかけてさっぱりと食べてもよし。箸休めやおつまみにするものよいだろう。

  • 「白くまパフェ」(280円)

    「白くまパフェ」(280円)

鹿児島のご当地スイーツ「白くまパフェ」(280円)は、滑らかなバニラアイスにフルーツや小豆がたっぷりと盛られ、甘い練乳が食後のお腹を満たしてくれる。パフェらしく贅沢に白くまを味わえるメニューだ。

■宮崎

  • 「えびレタス巻」(150円)

    「えびレタス巻」(150円)

宮崎の「えびレタス巻」(150円)は、県民に愛される郷土料理。レタスのシャキシャキ感を活かすため、店内で1本ずつ手作りされているそう。しっとりとしたえびとレタスの相性がよく、はまってしまいそうなおいしさ。

■熊本

  • 「馬刺しのにぎり」(300円)

    「馬刺しのにぎり」(300円)

今回の目玉にもなりそうなのは「馬刺しのにぎり」(300円)。旨みが詰まった赤身肉は、生姜と合わせてさっぱりと食べられる。食べ応えのある肉感で、今しか食べられないのがもったいない一皿だった。

■九州ネタは他にも

九州産のネタとして「大うなぎ」(300円)、「天然いさきの炙り」(150円)も販売される。こんがりと焼かれた大きめのうなぎに、皮目を炙ることで味が濃縮されたいさき、どちらも香ばしく食欲が止まらないおいしさだった。

  • 「大うなぎ」(300円)

    「大うなぎ」(300円)

  • 「天然いさきの炙り」(150円)

    「天然いさきの炙り」(150円)

この日は天候の影響で入荷していなかったが、「生本まぐろ2貫盛り」(300円)も販売されている。店頭を訪れる際にはぜひチェックしてみてほしい。メニュー数が多く、今だけのネタがそろう大九州展。行けばきっとお腹を満足させてくれるだろう。

※価格は全て税別