大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された俳優の伊勢谷友介容疑者(44)が、9日に容疑を認める供述をしたと報じられたことを受け、伊勢谷容疑者が代表を務めるリバースプロジェクトの取締役CEO・大釜翼氏が、公式サイトにコメントを発表した。
逮捕報道の直後、「現在報道されている内容等、全ての事実関係を確認中でございます」とし、「また今後の対応を協議中ですが、可及的速やかに改めてご報告させていただきます」と公式サイトを通じて予告していた大釜氏。
伊勢谷容疑者が所持を認める供述をしたと報じられると、「9月9日、弊社代表取締役 伊勢谷友介が大麻所持容疑を認める供述の報道がございました。重大かつ許されない事態と受け止めております。改めて、今回の伊勢谷友介に関し、関係各所の皆様へ、多大なるご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と改めて謝罪した。
さらに、「弊社の本事件への関与は一切ありませんが、弊社は捜査当局に対し、引き続き全面的に協力する所存であります」と前置きし、「弊社は、再発防止策として、取急ぎ、次の対策を進めていくことをお伝え申し上げます」「1.企業統治・社内ガバナンスの見直し 2.組織体制の再編」と方針を掲げた。
そして、「上記再発防止策及び伊勢谷友介に対する処分を含め、今後の弊社の対応については、可及的速やかにご報告させていただきます」とし、「改めて、弊社の関係取引先及び弊社を支援して頂いた皆様に対し、謝罪を申し上げます」と結んでいる。
同社は「人類が未来の地球に生き残るために」という基本理念のもと、伊勢谷容疑者が2009年に設立。衣・食・住のみならず、教育・芸術・まちおこしといった分野における社会貢献活動などをおこなっていた。