ロッテは9月9日、全国の20代以上のビジネスパーソンを対象とした、マスク着用に関する意識調査の結果を発表した。調査期間は2020年8月5~6日、有効回答は2,060人。
マスクの中のニオイが気になる人は88.7%
マスクの中のニオイが気になることがあるか尋ねると、「いつも気になる」が16.9%、「時々気になる」が44.8%、「たまに気になる」が26.7%と、計88.4%が気になると回答した。ニオイの原因として思い当たるものは、「自分自身の息」が圧倒的に多く78.1%に上った。
マスクの中のニオイに対しては、対策をしていない人が74.7%を占め、対策をしている人は25.3%にとどまった。マスク着用時に行っていることとしては、「ガム・錠菓・タブレットで口の中をすっきりさせている」が23.5%と最も多く、次は「マスクを抗菌・除菌している」で14.1%だった。
今後、マスク着用時に取り入れてみたいことは、1位「マスクを抗菌・除菌する」(33.2%)、2位「マスクを消毒する」(30.1%)、3位「マスクを良い香りにする」(27.5%)と続いた。
マスクをすることについて不快と思う人は、夏では84.6%、秋・冬では34.9%。普段からマスクをするようになって自身に起きた変化は、1位「肌荒れするようになった」(23.1%)、2位「顔にかゆみが出るようになった」(18.2%)、3位「頭がぼーっとして、物事に集中しづらくなった」(15.6%)、4位「頭痛やめまいを感じやすくなった」(10.3%)、5位「喉が乾燥するようになった、咳が増えた」(10.0%)と、健康面・美容面で何らかの症状が出た人が約半数に上った。
家でのマスクの在庫については、「101枚以上」が24.1%で最多となり、「10枚以下」は12.0%にとどまった。