JR東海は9日、武豊線の6駅で導入している集中旅客サービスシステムの券面確認台に、利用者と視覚でコミュニケーション可能な案内用モニターを設置し、10月9日から使用開始すると発表した。
JR東海では、2013年10月から武豊線の6駅に「集中旅客サービスシステム」を導入し、券売機に隣接しているインターホンと券面確認台を通じて、案内センターのオペレーターが音声で利用者に案内を行っている。
今回、武豊線の6駅(緒川駅、東浦駅、亀崎駅、乙川駅、東成岩駅、武豊駅)に案内用モニターを新たに設置し、音声に加え、映像による双方向のコミュニケーションを可能とした。オペレーターが書いた文字を利用者に見せることで、耳の不自由な利用者にも対応する。
武豊線での案内用モニター使用開始時期は10月9日。今後、東海道本線(岡崎~大府間)、関西本線(名古屋~桑名間)に導入する集中旅客サービスシステムでも同様の機能を備える予定とのこと。