カケハシ スカイソリューションズは9月9日、「2020年新入社員意識調査」を発表した。調査は7月10~8月21日、カケハシ主催新入社員研修参加者140人を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「各種研修についてオンライン研修と対面研修のいずれを希望しますか」と尋ねると、「自分の所属部署の仕事研修(ロープレなど)」については「オフライン(出社・集合しての研修)」(75%)、「オンライン(WEB)」(25%)となった。また、「自社の会社概要研修(事業・理念・ビジョン説明など)」では、「オフライン」(43%)、「オンライン」(57%)、そして「社会人マナー研修(メールの送信方法や名刺交換方法など)」では、「オンライン」(61%)、「オフライン」(39%)という結果だった。
続けて、オンライン研修に参加した新人にそのメリット・デメリットを聞いたところ、「オンライン研修で『メリット』と感じた点はなんですか?」では、「移動する必要がなく準備が無いので楽だった」(73.3%)、「移動する必要がなく時間に余裕があった」(68.2%)、「自宅のため気楽に参加できた」(55.4%)、「周囲にほかの参加者がいなかったので集中できた」(37.7%)、「チャット機能等を使うことで質問がしやすかった」(8.6%)となった。
そして、「オンライン研修で『デメリット』と感じた点はなんですか?」と聞くと、「肩・腰・目など肉体的に疲れた」(40.5%)、「生活環境と仕事環境が同じでメリハリをつけられなかった」(31.0%)、「研修内容が分かりづらいと感じた」(28.6%)、「周りに研修に参加しない人がいたので集中できなかった」「質問がしづらかった」(14.3%)、「孤独や寂しさを感じ精神的に疲れた」(11.9%)という結果だった。
さらに、「これから仕事をおこなう上でのスタンス」について聞いたところ、「仕事もプライベートもバランスよくしたい」(79.3%)、「同期、先輩、上司と飲みに行きたい」(47.1%)、「「繁忙期には残業があっても仕方ない」(37.9%)、「一人前になるまでは仕事優先で頑張りたい」(25%)、「残業はしたくない」(24.3%)、「できればプライベートを優先させたい」(10.7%)、「会社の方との飲み会はできるだけ避けたい」(2.9%)となった。
そして、「上司や先輩に期待することはなんですか」と聞くと、「自分の個性や長所が生きるようサポートしてほしい」(58.6%)、「良いところがあれば褒めてほしい」(48.6%)、「社会人としての基礎を教えてほしい」(40.0%)、「頻繁に声がけするなどコミュニケーションを取ってほしい」(36.7%)、「定期的に振り返りを行い目標の確認・ToDoの整理をしてほしい」(30.7%)、「仕事を任せてほしい」(25.7%)となっている。