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【この記事のエキスパート】
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子

ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子

武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。

音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。

現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。


この記事では、ウクレレストラップの選び方とおすすめ商品、付け方などを紹介します。安定感のあるフックタイプや、手軽に付けられるサウンドホールタイプ、革製のおしゃれな製品、カラフルでかわいいデザインの製品などをピックアップ。素材や太さなども考慮に入れましょう!

素材・デザイン・使いやすさ
ウクレレストラップの選び方

まずはウクレレストラップの選び方をチェックしていきましょう。ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんのアドバイスもご紹介しています。ぜひ参考にして自分にぴったりのウクレレストラップを見つけてくださいね。

使いやすい長さ・幅のものを

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ウクレレストラップを選ぶときは、長さを確認するのはもちろん、自分にとってちょうどいい長さを知っておくことも大切です。ストラップ部分が長すぎても短すぎても演奏しづらくなってしまいます。

また、肩や首への負担を抑えたいなら、肌に食い込みにくい幅が広めのウクレレストラップがおすすめです。安定感もあるので長時間の演奏にも向いています。

素材の特徴をチェック!

ウクレレストラップによく使われる素材には、コットンやナイロン、レザーなどがあります。ここでは、素材ごとの特徴を解説していきます。

軽くて丈夫な「ナイロン・ポリエステル」

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ナイロンやポリエステル素材のウクレレストラップは、軽くて丈夫なのが特徴です。扱いやすくて耐久性があるため、長く使い続けることができるでしょう。

型崩れしにくく、シワになりにくいのも、ナイロンやポリエステル素材のメリットです。摩擦に強いので、ステージで動きのあるパフォーマンスを披露する機会の多い方にも適しています。

通気性&肌ざわりのいい「綿・麻・帆布」

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ウクレレストラップの素材には、綿(コットン)、麻(リネン)、帆布もよく使われます。これらの素材は、通気性にすぐれ、肌ざわりがやさしいのが魅力です。ストラップが肌にふれてチクチクするのがいやだ、演奏中のムレが気になる、という方におすすめです。

綿、麻、帆布には、それぞれに独自の風合いと素材感があり、ナチュラルであたたかみのある印象を与えます。

ステージ用にも! すべりにくい「革」

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革(レザー)素材のウクレレストラップは、丈夫ですべりにくいのが大きな特徴です。安定した状態で演奏できるので、集中してステージに臨みたいときにも活躍してくれるでしょう。

革素材は、長く使い続けることで風合いが変化していきます。丈夫なうえにオリジナルの変化が楽しめるため、ウクレレストラップを長く大切に使っていきたい方にもおすすめです。

取りつけ方法の確認も忘れずに

ウクレレストラップの取り付け方法は、「ストラップピンタイプ」「サウンドホールタイプ」の2種類に分けられます。それぞれの特徴をチェックして自分に合ったスタイルを選びましょう。

安定感重視なら「ストラップピンタイプ」

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ストラップピンタイプとは、ウクレレの底部分とネック部分にストラップを装着するタイプで、底部分にエンドピンがついている必要があります。エンドピンは自分で取りつけることもできますが、ウクレレのボディに穴を開けることになるため慎重な作業が必要です。失敗を防ぎたい方はお店に取りつけを頼むといいでしょう。

ストラップピンタイプのウクレレストラップは、肩掛けができ、安定感のある演奏が楽しめます。両手を放してもウクレレが落ちないので、ステージでダイナミックなパフォーマンスを披露したい方にもぴったりです。

手軽につけられる「サウンドホールタイプ」

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サウンドホールタイプは、ウクレレのサウンドホールにストラップのフックを引っ掛けて使用します。装着も取り外しもかんたんで手間がかからないのが魅力です。首からぶら下げるデザインでやや安定性に欠けるため、演奏中は片ほうの手でウクレレを支えておく必要があります。

サウンドホールタイプは、フックやフックまわりの素材が硬いとウクレレを傷つける恐れがあるため注意が必要です。

デザインのバリエーションも豊富!

カラーやデザインのバリエーションが豊富なのもウクレレストラップの魅力です。代表的なタイプをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

明るく元気な「カラフルタイプ」

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さまざまなカラーを取り入れたカラフルなウクレレストラップは、明るく陽気な雰囲気を演出します。エネルギッシュな色合いで演奏時のテンションやムードを盛り上げてくれるでしょう。シンプルな白系のシャツや、民族風のファッションにもよく映えます。

カラフルで存在感のあるウクレレストラップは、ステージ用にもぴったりです。

使い勝手のいい「シンプルタイプ」

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単色使いのシンプルなウクレレストラップは、身につける人の年齢や性別、ファッションを選ばず、いろいろなシーンで活躍します。ふだんの練習用としてはもちろん、ステージ衣装や装飾品のデザインを引き立たせたいときにも便利です。

単色使いとはいっても、ネイビーやブラックといったシックな色合いと、レッドやイエローといった明るい色合いとではずいぶん印象が変わります。自分にとって使いやすい色や、イメージに合う色を選びましょう。

異国情緒あふれる「エスニックタイプ」

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異国情緒あふれるエスニック柄のウクレレストラップは、ウクレレの木目とマッチしておしゃれな雰囲気を醸し出します。模様や色合いによって与える印象が変わるので、なりたいイメージを想像して選ぶといいでしょう。

エスニック柄のウクレレストラップは、シンプルなシャツはもちろん、アロハシャツやパウスカートといった民族衣装とも相性バッチリ。ひとつ持っておくといろいろなシーンで活躍してくれそうです。

ネックレス感覚でつけられる「紐タイプ」

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紐タイプのウクレレストラップは、ネックレスのように首から掛けて使います。紐にビーズや天然石などの装飾がついており、おしゃれなアクセサリー感覚で身につけられるのが魅力です。

長時間演奏していると首に食い込みやすいのがデメリットなものの、練習の合間やステージの出番前でもそのまま首から下げておくことができます。軽くてかさばりにくいので、持ち運びや保管の際に場所を取りません。

ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務がアドバイス
ご自分のウクレレにしっくりくるストラップを

【エキスパートのコメント】

コンパクトでポロンと弾けるウクレレ。老若男女問わず、人気の楽器です。ストラップがあると左手が疲れませんし、演奏スタイルも安定します。ご自身の大切な楽器の雰囲気に合うすてきなストラップを、ぜひさまざまな種類から見つけてください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)