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【この記事のエキスパート】
ゲームライター:芦田 おさむし
都内オンラインゲームパブリッシャーにてプランナー、ディレクター、マネージャーを計12年経験し、2018年にフリーライターとして独立。ゲームメディアへの寄稿のほか、映画、格闘技、金融、自動車、ビジネスなど多分野にて執筆活動を行う。綿密なリサーチと取材から生み出される、網羅性の高い記事に定評あり。1976年生まれ。栃木県出身。
PS Vitaのゲームのなかでも、種類がたくさんあるアドベンチャーゲーム。次々と名作が移植されていることもあり、人気のあるジャンルのひとつです。この記事では、PS Vitaのアドベンチャーゲームのおすすめを紹介します。
ゲームライターに聞く
PS Vitaのアドベンチャーゲームの選び方
まずはPS Vitaのアドベンチャーゲームの選び方をチェックしていきましょう。
ゲームライター・芦田おさむしさんのアドバイスもご紹介しています。自分の好きなジャンルや選び方をぜひ見つけてみてください。
ジャンル
PS Vitaのアドベンチャーゲームは、ジャンルによって遊び方やストーリーの進め方が違います。まず、それぞれのジャンルについて見ていきましょう。
アクションアドベンチャー
マーベラス『ネットハイ』
アクションアドベンチャーは、アクションゲームとアドベンチャーゲームのふたつの要素が取り入れられているジャンルです。フラグを立てることで物語が進行していきます。
そのため、純粋なアクションゲームよりもストーリー性が強いという特徴があります。ゲームの内容によっては、アクションロールプレイングゲームとジャンル分けされることもあるようです。
テキストアドベンチャー
角川ゲームス『√Letter ルートレターLast Answer』
テキストアドベンチャーは、文章を読み進めていくゲームのことです。シリアスな作品や青春ものなど、さまざまなテーマを軸にして、推理や謎解きなどをしながら大きく物語が展開されていきます。
主人公を動かしてアクションをすることはなく、テキストをしっかりと読み続けていくだけのシンプルなものが多いので、ふだんゲームをあまりしないという方でもプレイしやすいのが魅力です。
ノベルゲーム
角川ゲームス『Fate/hollow ataraxia フェイト/ホロウアタラクシア(VLJM-65011)』
ノベルゲームは、ビジュアルノベルともいわれるアドベンチャーゲームのひとつのジャンルです。画面に表示される文章に、キャラクターや効果音、映像などが加えられ、ただ文章を読むだけよりも、ストーリーに引き込まれやすいのが特徴的です。
ストーリーのなかにある選択肢によって、エンディングが変わるマルチエンディングを取り入れており、選択を間違うとバッドエンドを迎えることになります。どこで選択を間違えたのか、考えながら進める楽しさがあります。
謎解き
El Dia『慟哭 そして…』
謎解きは、ゲーム内に仕掛けられたさまざまな謎を解き明かしていきながら、ストーリーを進めていきます。
主人公が探偵になって難事件を解決していくものや、正体不明の施設や島などからの脱出、未知の世界の探索など謎解きといっても種類はさまざま。謎がすべて解決したときの爽快感は、一度はまるとやみつきになる人続出です。
推理アドベンチャー
ヒューネックス dramatic create『桜花裁き 斬』
推理アドベンチャーは、謎解きの探偵ものに近い要素があるアドベンチャーゲームのジャンルです。サスペンスドラマや推理小説を読んでいるかのような、本格的な内容に仕上がっていてやりごたえがあります。
主人公は探偵だったり高校生だったりとゲームによって異なりますが、難解な殺人事件に挑んだり、生き残りがかかったサバイバルに身を投じたりと緊張感のあるストーリーが楽しめます。
恋愛アドベンチャー
プロトタイプ『リトルバスターズ!Converted Edition』
登場するキャラクターと、ゲームの中で仮想恋愛を楽しむことができる恋愛アドベンチャー。基本的には、男性プレイヤーと女性プレイヤーで明確に製品が区別されるものが多いですが、ひとつのソフトで両方楽しめる男女兼用恋愛ゲームもあります。
恋愛シミュレーションとは違い、恋愛アドベンチャーはストーリー性が重視されているので共感しやすく、登場キャラクターもとても魅力的です。
プレイ人数で選ぼう!
アドベンチャーゲームは基本的にひとり用のソフトが多いですが、作品によってはふたり以上で遊べるものもあります。
ひとり用
日本一ソフトウェア『風雨来記3』
アドベンチャーゲームは基本的に、ひとり用の作品を多く取り扱っています。自分で考えて行動し、謎解きや恋愛などを楽しみましょう。
ものすごく難しい推理ものや、お気に入りのキャラクターと両想いになれたときの感動や達成感をひとり占めできます。また、イベントのコンプリートやアイテム収集など、ひとつの作品を最後までやりつくすことも可能です。
マルチプレイ対応
スパイク・チュンソフト『真かまいたちの夜 11人目の訪問者』
アクションアドベンチャーは、オンラインでのマルチプレイに対応した作品もあります。友人や知らない人たちと一緒に、探索やバトルが楽しめるのが魅力です。
ひとりでじっくりとストーリーを進めたあと、慣れてきたらオンラインでいろいろな人たちと楽しみたいという方は、ぜひプレイしてみてください。たくさんの人たちと協力してストーリーをクリアすれば、喜びや達成感も倍増するはずです。
子どもがプレイするなら?
角川ゲームス『プリンス・オブ・ストライド』
アドベンチャーゲームは、脱出や難解な推理などをテーマにした謎解きや、シリアスで悲しいストーリーなど、対象年齢が高く設定されているものが多いです。そのため、子どもがプレイする場合はCEROレーティングを確認しましょう。
CEROレーティングは、ゲームの表現内容にもとづいて対象年齢などを表示する制度のことです。ソフトのパッケージにアルファベットで記載されていますので、購入前にチェックすることを忘れないでください。
国産と海外の違い
アドベンチャーゲームは、日本国内で作られているものと海外のものでは、操作性やストーリーも大きく変わってきます。
国産はアニメや漫画の世界を楽しめる
コンパイルハート『デート・ア・ライブ Twin Edition 凜緒リンカーネイション』
国産のPS Vitaのアドベンチャーゲームは、謎解きや恋愛ゲーム、推理ものなどたくさんの種類があります。
作品によってはゲームからアニメ化やコミカライズされたものもあり、ストーリーだけではなく描かれているキャラクターもとても魅力的です。かわいい女の子やカッコいい男の子たちとの恋愛など、自分自身がまるでアニメや漫画の世界に入り込んだように楽しむことができます。
海外はドラマのようなストーリー展開が楽しめる
PLAYISM『VA-11 Hall-A ヴァルハラ』
海外のアドベンチャーゲームは国産とは違い実写に近く、まるで映画を見ているようなストーリーを楽しむことができます。プレイヤーの心に残る、印象的なストーリーが多いのが魅力的です。ゲームを楽しむというよりかは、ストーリーを楽しみながら進めていきたいという方によいでしょう。
ただし、作品によっては操作が難しく、アクション要素があるものだと先に進めなくなって行き詰まる方もいるようです。
マイナーな作品もチェックしてみて!
レッド・エンタテインメント『俺達の世界わ終っている。(VLJM-35476)』
アドベンチャーゲームは、さまざまな種類があるからこそマイナーな作品も多く存在しています。多くの方から愛されているメジャーな作品もよいですが、ぜひ一度マイナーな作品もチェックしてみてください。
ダウンロード版のインディーズゲームには名作が多いといわれています。また、パッケージ版も探してみれば掘り出しものに出会えるかもしれません。
ゲームライターがアドバイス
名作+意欲作ぞろいのVitaアドベンチャー
【エキスパートのコメント】
PS VitaにはPCや他機種から多くの名作アドベンチャーが、オリジナルの機能やシナリオを追加されて移植。初出から10年以上経った今なお、ゲームファンから熱い支持を受ける作品が多くリリースされています。
またPS Vita独自の操作性をフルにいかしたオリジナルの意欲作も多数登場。じっくり腰を据えて遊べるアドベンチャーがよりどりみどりです。