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【この記事のエキスパート】
ピアノ講師・元大手楽器メーカー勤務:山野辺 祥子
武蔵野音楽大学出身。卒業後某大手楽器メーカーの法人部に入社。
音楽教室の運営や講師指導のサポート、店舗接客、楽器セッティングなどを担当するイベントクルーとして全国を飛び回る。また、出版部に在勤中は楽譜校正、楽譜情報誌編集の経験も。
現在はピアノ講師のかたわらフリーランスライター、校正者として活動中。プライベートでは3児の母。
トランペットケースは、トランペットを保管するために欠かせないもの。ハード・セミハード・ソフトとケースにも3つの種類があります。デザイン性が高く持っているだけで気分が上がるようなおしゃれな商品、スリムでコンパクトな商品など本記事では選び方とおすすめ商品を紹介していきます。
種類、各部の固定具合、防水など
トランペットケースの選び方
まずは、トランペットケースの選び方をチェックしていきましょう。元大手楽器メーカー勤務の山野辺祥子さんのアドバイスもご紹介しています。自分に合ったトランペットケースを選ぶために参考にしてみてください。
【エキスパートのコメント】
トランペットケースにはさまざまな素材のものがあり、大きさや持ち運び方法にも種類があります。
選ぶ際は、ご自身の楽器の大きさと合うサイズ感か、重量はどの程度か、リュックタイプ、ショルダータイプなど持ち運べる方法が何通りあるかもおさえておくといいでしょう。小物類もきちんと持ち運べるものも、演奏時の忘れ物を最小限にできて便利です。
ハードケース、セミハードケース、ソフトケース
トランペットケースの種類で選ぶ
トランペットケースは、「ハードケース」「セミハードケース」「ソフトケース」の3つの種類があります。それぞれの特徴について知っておきましょう。
ハードケース|丈夫で衝撃から守る
ハードケースは、3つの種類のなかでも頑丈で衝撃に強いつくりになっています。堅い素材で作られているので、中に入れたトランペットを衝撃からしっかり守ります。ただし、頑丈に作られている分重さがあるため、持ち運び用としてはあまり向いていません。
トランペットをよく持ち運びする方は、別でセミハードケースやソフトケースも用意しておくとよいでしょう。
セミハードケース|いいとこどりで使いやすい!
セミハードケースはソフトケースよりも強度が強く、それでいて、ハードケースよりも軽いため持ち運びしやすいという特徴があります。移動時の衝撃からある程度は守ってくれるので、使いやすく利用している方も多いタイプのケースです。
ただし、セミハードケースには明確な基準がないため、商品によって善し悪しが出やすく選ぶ際には注意が必要です。ケースの特徴や口コミなど、事前によく調べてから購入してください。
ソフトケース|軽くて持ち運びやすい
おもにナイロン製で作られたシンプルな構造のものが多いソフトケースは、とにかく軽さを重視したい方向けのケースです。トランペットを包むだけで、耐久性に劣るため、しっかり保護したいのであればセミハードケースかハードケースのほうがよいでしょう。
近場の移動などで使える、簡易的なケースを探しているという方に適しています。
なるべく隙間ができないものを
トランペットがしっかり固定されるかで選ぶ
ハードケースやセミハードケースのように頑丈なつくりのケースで保管していても、持っているトランペットに合わなければ意味がありません。なかで隙間ができてガタガタしたら、持ち運びの最中に衝撃でキズがついたり、故障の原因になることも。
トランペットの形にくり抜かれており、パズルのようにはめ込むタイプのケースであれば、なかでガタガタせずにしっかりと安定するでしょう。
小物類が動いてしまわないものを
外側ポケットや内部の仕切りがあるものを選ぶ
トランペットケースは、トランペットに付属されている小物も一緒に収納できるポケットが付いています。小物類もトランペット本体と同じで、ポケットのなかでガチャガチャと動かないものを選んでください。小物類がなかで動くと欠けたり、トランペット本体にあたって壊れたりすることも。
トランペットケースの外側にポケットが付いているものや、なかに仕切りがあって動かないものを選ぶとよいでしょう。
金具はプラスチック製よりも金属製
ストラップや金具はしっかりしているか
トランペットケースに付属されているストラップの金具や、チャック部分の金具がしっかりしているかどうかは、とても重要なポイントです。トランペットを持ち運びしているときに、衝撃で金具部分が壊れてしまったら、最悪の場合ケースを落としてしまうかもしれません。
金具はプラスチックでできているものもありますが、できれば金属でできているものがよいでしょう。
雨や水を防ぐ
防水加工を確認して選ぶ
トランペットを持ち運びしているときに雨が降ってきたら、ケースが防水加工されていなければ楽器を濡らしてしまうことになります。なかまで水が染み込むとトランペットが濡れてしまい、壊れてしまうかもしれません。
このようなトラブルを未然に防ぐためにも、トランペットケースは防水加工されているものを選んでください。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)