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【この記事のエキスパート】
わこう助産院院長・助産師/社)わこう産前・産後ケアセンター代表:伊東 優子
ドラマ「コウノドリ」の撮影場所にもなった助産院の院長。
25年以上助産師としてのキャリアを持つ。総合母子周産期医療センターをはじめ妊娠・出産・産後・子育てのあらゆる分野の経験を活かし2011年より助産院を開業。
2015年 内閣総理大臣、厚生労働大臣の視察される産前・産後ケアのモデル施設。
「安産ごはん160」監修
赤ちゃんの寝つきがよくないと悩んでいる人にこそ知ってもらいたい、スリーピングバッグ。頭から足の先まですっぽりくるんであげるデザインで、赤ちゃんを寝冷えから守ります。この記事では、わこう助産院院長の伊東優子さんと編集部が厳選した赤ちゃんスリーピングバッグのおすすめ商品と選び方をランキングとともにご紹介します。
実はとても便利!
赤ちゃん用のスリーピングバッグは必要?
スリーピングバッグは、赤ちゃん用の寝袋のようなもの。日本では、赤ちゃん用のスリーピングバッグに馴染みがないという人もいるでしょう。ですが、早い時期から赤ちゃんと大人が別室で寝る習慣があるヨーロッパでは、定番アイテムなんです! 必要なの? と思うかもしれませんが、じつはあるととても便利。なにより、ママとパパの負担や心配事が軽減される育児アイテムなんです。
赤ちゃんは寝ているときに布団や毛布を蹴飛ばしてしまうことが多く、寝冷えが心配ですよね。頭から足の先までしっかりと覆ってくれるスリーピングバッグがあれば、寝ているあいだも動きまわる赤ちゃんを冷えから守ることができます。
また、赤ちゃん、とくに新生児や低月齢の赤ちゃんは顔に毛布などがかかってしまうだけで窒息する恐れがあります。スリーピングバッグを使用すると、毛布などの掛け布団を使う必要がなくなるため、乳幼児突然死症候群(SIDS)対策として使われることもあります。
冬場だけでなく、夏場のエアコン対策にも使えるのでオールシーズン役立ちますよ!
スリーピングバッグはいつからいつまで使える?
スリーピングバッグは、低月齢期におすすめのアイテム。使用時期の目安としては、3カ月ごろから5歳ごろまで使えると覚えておくとよいでしょう。
おくるみのように布を巻き付けて使うタイプや、すっぽりとなかに入ることができるものはサイズさえあえば新生児からも使えます。しかし、とくにスリーピングバッグが役立つのは、手足をバタバタして布団をけるようになる3カ月頃から。スリーピングバッグのサイズにもよりますが、なかには小学生になっても使用できる商品もあります。
商品ごとの対象年齢とあわせてチェックしてみてくださいね!
わこう助産院院長・助産師に聞く
赤ちゃん用スリーピングバッグの選び方
機能性の高いもの・簡易的なもの・デザイン性・サイズ展開の多さを重視したものなど、赤ちゃんスリーピングバッグを選ぶ要素はたくさんあります。
ここではまず実際に購入するときに役立つ、選び方のポイントをまとめました。購入するときの参考にしてみてくださいね、
スカート・オープンファスナー
タイプから選ぶ
赤ちゃんは動きが予測不可能で、落ち着いて寝ることができる赤ちゃんもいれば、活発に動きまわる赤ちゃんもいます。実際に使用する場面をイメージしながら、シーンに合わせて選んでみましょう。
思いきり動きまわる場合に便利な
スカート状タイプ
よく動きまわるやんちゃな赤ちゃんには、下半身部分がスカート状に広がったタイプのスリーピングバッグがいいでしょう。
足をすっぽりと包むタイプでも動きやすいですが、赤ちゃんによっては足が包まれているとストレスを感じることも。スカート状タイプなら通気性もよく、足を動かす幅が広がるため、比較的動きやすいでしょう。
ぐっすり眠っているときには
フルオープンファスナータイプ
寝つきがよくぐっすりと眠れる赤ちゃんには、フルオープンファスナータイプがいいでしょう。前や再度部分にファスナーがついているタイプです。
このタイプなら、スリーピングバッグを着用する前に寝入ってしまった赤ちゃんを、そっと中に入れることもできます。ファスナーを下までおろせるタイプなら、寝ている赤ちゃんのおむつ替えのときも、いちいちおくるみを脱がせなくていいのでラクチンです。
素材で選ぶ
赤ちゃんの肌はとってもデリケート。ちょっとした摩擦でも傷がついてしまい、肌荒れを起こしてしまいます。また肌触りが気持ちのいいものなら、より快適な睡眠ができるでしょう。
赤ちゃんが快適にぐっすり眠るためには、素材選びも重要なポイントです。
肌にやさしいオーガニックコットン
天然素材を使用したオーガニックコットンは、肌にやさしいため大人にもうれしい素材です。
近年なにかと注目されるようになったオーガニックアイテムは、天然由来であるため化学薬品などが使われていないものがほとんど。デリケートな赤ちゃんの体には、自然に近いものを触れさせてあげたいですよね。
丸洗いできる素材で洗濯もラクラク
スリーピングバッグは、赤ちゃんの汗やよだれで汚れてしまいがち。赤ちゃんの肌に触れるものなので、できるだけ清潔に保ちたいですよね。
洗濯機で丸洗いできるタイプならラクに洗うことができます。汚れやすいスリーピングバッグも、こまめに洗濯することで清潔な状態を保つことができます。
夏・冬ごとに
シーズンに合わせた素材を選ぶ
デリケートな赤ちゃんの肌は、温度にも敏感。季節に合わせて通気性のいいものや防寒性の高いタイプを選んで、使いわけるのもいいでしょう。赤ちゃんの成長が早いことを考えると、こまめに買い替えも必要な場合もあるので、そのときの季節にあわせて買い換えることもできます。
使い分けるのが面倒だと感じる人は、オールシーズン使えそうなものを選んでみましょう。
プラスαの機能に注目!
赤ちゃんのスリーピングバッグには、ただ赤ちゃんを包み込むだけでなく機能の充実したタイプもそろっています。
子育て中のお母さんを少しでもサポートできるように、使いやすいと思うスリーピングバッグを選んでみてください。
ベルト通しつきでベビーカーと一緒に
ベビーカーで出かけている途中にも、赤ちゃんは気持ちよくなるとぐっすり眠ってしまうことも。スリーピングバッグは、ベビーカーに赤ちゃんを乗せるときにも活躍します。
スリーピングバッグでくるんだままベビーカーに乗せてあげれば、外出先の冷房のなかで眠くなっても寝冷えを防ぐことができます。また、ベルト通しがついているものならしっかりと固定することができ、落下などの心配もありません。
サイズの種類展開が豊富なものが安心
赤ちゃんは成長が早く、洋服のサイズが頻繁に変わるものですよね。スリーピングバッグを選ぶときも、種類が豊富なタイプのなかから赤ちゃんの体に合うサイズを選ぶようにしましょう。
月齢に合わせてサイズ展開されているものなら選びやすく、赤ちゃんの体にフィットするものが多いです。
わこう助産院院長・助産師からのアドバイス
季節に合わせたアイテムを選んでみて
【エキスパートのコメント】
赤ちゃんの脳は未熟なため、ひとりで寝入ることがとても難しいです。揺れる刺激や抱っこのような包まれる感覚があることによって、眠りに入りやすくなります。
スリーピングバッグを選ぶポイントは、適度に包まれた感覚が得られることが大切ですが、季節によっては使用が難しいこともあるでしょう。夏のスリーピングバッグ選びは通気性を重視するといいですよ。