きょう8日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドキュメンタリー番組『セブンルール』(毎週火曜23:00~)では、入場料がある六本木の書店「文喫」副店長の林和泉さん(28)に密着する。
六本木の中心部にあるスタリッシュな佇まいの「文喫」は2年前、日本で初めて入場料(平日1,650円、土日祝1,980円:いずれも税込み)のある書店としてオープンした。
店内に並ぶ本の数は約3万冊。小説やビジネス、アートに漫画、さらには一般の書店では手に入りにくい本も取りそろえている。来店者はお茶を飲んだり、横になったりしながら自由に本が読めて、気に入った本は購入することができる。
林さんは幼い頃から毎週末、父にくっついて図書館に通っていた。さまざまな本に触れるのが楽しみで、高校生になるまで欠かさず通い続けたという。「自分の人格を形成していく中に、本は身近にあった」と語る彼女は、大学卒業後、書店に本を卸す日本出版販売に入社。そして3年前に「文喫」を作るプロジェクトが始まると、店長と共に店のコンセプト作りから携わった。
1日平均100人が訪れるという「文喫」の人気の秘けつは、一般の書店では出会えない珍しい本が取りそろえられていること。そのために、毎日約200冊発売される新刊のチェックやSNSでの反応など、常に利用者のニーズにアンテナを張り巡らせている。
一方で、本のプロフェッショナルとして、幅広い知識や情報量が求められるからこそ、本との付き合い方に悩むこともあるという。そんな彼女にとってバイブルとなった「本」とは。
「本と出会うための本屋、恋に落ちるみたいな。人間に出会うのと同じ感覚で本に出会ってもらいたい」と語る林さん。彼女の7つのルールに迫る。
スタジオでは、子供が生まれたばかりの青木崇高のために、YOUが「絵本の読み聞かせあるある」を披露。何度も同じ絵本を読み聞かせることになるため、「途中で話を創作し出す」というYOU。これに同意しつつ、そうすることで子供から「ちゃんと読んで!と怒られる」と本谷由紀子が話す。また、小さい時からずっと図書館に通っていたという長濱ねるの読書法とは…。