大阪を代表する繁華街、心斎橋。そんな大都会で出会ったのは、まさかのアライグマ? ツイッターで話題になっていました。投稿したのは、あおたん(ぬ)さん(@aotann02)です。

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心斎橋にアライグマ? おった(@aotann02より引用)

アライグマというと、大自然の中でのんびり暮らしているイメージを持つ方も多いのでは。心斎橋のような繁華街で見かけたら本当にびっくりしてしまいそうです。

あおたん(ぬ)さんにお話を聞いてみたところ、「アライグマを見つけたのは、りそな心斎橋ビルとコクミン心斎橋ビルの間です。大通り沿いだったので私もかなり驚きました」と当時の心境を教えてくれました。

「動物園でしか見たことない動物がこんな大都会にいることが不思議で、ものすごく違和感がありました。アライグマ自身はとてもリラックスしたポーズをとっていたので、可愛いと思ってしまいました」。

大阪府のウェブサイトによると、飼われていたアライグマが捨てられたり、逃げ出したりして野生化。現在は多くの都道府県で繁殖し、農作物などへの被害が深刻になってしまっているそう。現在、アライグマは『特定外来生物』に指定され、飼育したり野外へ放ったりすることが原則禁止されています。

「アライグマによる農作物の被害もあるようで、殺処分などと多くの方が言われておりましたが、殺処分の一言で終わらせるのではなく人間の都合で殺されてしまう動物の命について考えるきっかけになったら良いかと思いました」(あおたん(ぬ)さん)。

この投稿に、読者からは「たまに心斎橋にアライグマいますよね?」「何か最近、街によく出没してるみたいだね」と心当たりのある旨の声が。可愛らしい見た目とは裏腹に、社会問題化しているアライグマ。大都会の真ん中で、どんなことを思っているんでしょうか。