裁判官が被告人に投げかける“説諭”に着目したフジテレビ系特番『実録スクープ! その時、裁判官は言った』が、あす6日(20:00~21:54)に放送される。

  • 宮澤智アナウンサー(左)と加藤浩次=フジテレビ提供

フジテレビのバラエティ番組を制作する「第二制作室」の企画プレゼン大会から生まれたこの番組は、“説諭”が被告人にどう響き、その後の人生にどんな影響を与えたのかを取材。裁判官、被告人のインタビュー、再現ドラマで裁判での言葉をめぐる究極の人間ドラマを浮き彫りにしていく。加藤浩次がMCを務め、ゲストにはカンニング竹山、佐藤仁美、ゆきぽよ、若狭勝弁護士が出演する。

今回取り上げる裁判は、これまでどのメディアでも報じられていない裁判官と少年のドラマ。実際の裁判官のインタビュー、そして少年との接触に成功。番組独自のスクープ証言を元に感動の物語をひもといていく。この再現ドラマの主演・少年役を、神尾楓珠が演じる。

加藤とゆきぽよは裁判官たちの素顔を探るべく、東京地方裁判所へ潜入。バラエティ番組として史上初めて、刑事事件を扱う裁判官たちが働いている執務室にカメラが入り、現役の裁判長に話を聞くことに。芸能人裁判の時の心境など裁判官の仕事に関することはもちろん、プライベートに関する話題も飛び出す。

収録を終えた加藤は「おもしろかったですね。世の中には凶悪犯罪もありますけど、事件の被告人にも何かしらの理由がある可能性があることがすごく分かったし、それを裁く裁判官の方たちの判断の難しさだとか、その判例が未来に続いていくんだということも考えて仕事をしているんだと分かって、非常に勉強になりました」と感想をコメント。

自身が思い出に残っている“説諭”を聞くと、「『めちゃイケ』の総監督だった片岡飛鳥さんに言われた『遊びじゃねえんだよ』って言葉は一生忘れられませんね。芸人になって3~4年の頃でしたけど、番組が楽しすぎて遊びみたいな感じになっちゃってたんです。でもこの言葉で、バラエティの現場は遊びじゃないんだと、みんな仕事で一生懸命笑いを提供しているんだというのが分かりましたね」と振り返った。

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