自己啓発本を手に取ったことはありますか?
自己啓発本は、選び方や読むタイミングによって、自分の精神を落ち着かせたり、自信をもったりすることができます。今回は「初めて自己啓発本を読む」という20代や大学生の方にも、ぜひ手に取ってほしい自己啓発本を紹介します。
自己啓発本を読むタイミング
多くの自己啓発本では、筆者の体験や経験則に基づいた考えが書かれています。本を読むことで自分にはなかった新しい目線や、それまで知らなかった新しい世界に気付くきっかけとなるでしょう。
仕事や恋愛など、さまざまなことで壁にぶつかったときや、新たな考え方を得たいと思ったとき、本の中から答えを探す気持ちで読むことをおすすめします。
背中を押してもらいたいとき
新しいプロジェクトに挑戦するときや、初めての世界に飛び込むとき、誰しもが不安を抱きます。誰かに背中を押してもらいたいと思う方も多いでしょう。
自己啓発本には、まだ見ぬ世界へ挑戦を続ける人の姿や挑戦を楽しむことができるようなポジティブな考え方が多く書かれています。 自分以外の誰かに背中を押してもらいたいとき、自己啓発本はおすすめです。
考え方を広げたいとき
自己啓発本では、作者の体験や人生を経て得た考え方が多く書かれています。本を通して追体験を行うことで、自分のまだ見ぬ世界を知ることができるでしょう。
難しい問題に直面したときどのように対処するか、どんな考え方で向き合っていくかなども知ることができます。 自己啓発本をきっかけに、自分の考え方や視点を広げることができるでしょう。
落ち込んだときややる気がないとき
仕事やプライベートで落ち込んでしまったときや、やる気をなくしてしまったときにも自己啓発本は有効です。
自己啓発本は仕事や人間関係を上手に導くためのヒントが多く書かれています。 本の内容を自分に置き換えて読むことで、読後には前向きな気持ちになることができるはずです。
おすすめの自己啓発本
今回はまだ自己啓発本を読んだことがないという学生や社会人の皆さんのために、おすすめの本を紹介します。
『20代にしておきたい17のこと』
『20代にしておきたい17のこと』(本田健著・大和書房)はまさに20代の方におすすめの自己啓発本です。
これから社会に出るにあたって、自分がどのようなことを大切にすべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この本では、著者である本田健さんやその周りの方の経験をもとに「20才の今、なにをすべきか」という行動指針となる考え方が書かれています。
仕事だけではなく、恋愛や友人関係のことも触れられていて初心者の方にも読みやすい内容となっています。自己啓発本入門の一冊としておすすめです。
『仕事は楽しいかね? 』
『仕事は楽しいかね? 』(デイル・ドーデン著・きこ書房)は仕事のやり方や向き合い方に悩んでいる社会人の方にぜひおすすめしたい一冊です。
表紙も絵本のようで可愛らしく、内容も物語のようになっているので読みやすいのが特徴です。いかにも自己啓発本というような本を読むのはハードルが高いとお思いの方にもおすすめの作品です。
『チーズはどこへ消えた? 』
『チーズはどこへ消えた? 』(スペンサージョンソン著・扶桑社)はさまざまな番組で紹介され、世界中のトップ企業が研修テキストで採用するなど、有名な大ベストセラー作品となっています。
仕事や恋愛、人間関係などさまざまな変化にどのように対応していけばいいのかというヒントを示してくれる内容となっています。学生から社会人へと変化していく20代の方にぴったりの自己啓発本です。
『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』
『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』(末永幸歩著・ダイヤモンド社)は、国公立の中学・高校で美術の教師をしているという著者が選んだ20世紀を代表する6つの作品を通して、アート思考のプロセスを学ぶことができる一冊です。
ただ単に知識としての「アート」を学ぶのではなく、一つの物事にたいして自分なりの答えを持つという「アート思考」を得ることを目的としています。 自分にはまだない新たな視点や考え方を得たいという人にぜひ読んで欲しい一冊です。
『13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン』
『13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン』(「7つの習慣」編集部監修・大西洋イラスト・日本図書センター)はその名の通り、自分を変えたいと思っている方におすすめの一冊です。
『7つの習慣』(スティーブン・R・コリー著)という大ベストセラーの内容を、13才でもわかるようにストーリーと授業形式にして解説したものとなっています。
「主体的である」「終わりを思い描くことからはじめる」といった成功と幸せを手にするための新しい考え方を物語やキーフレーズを通して勉強することができます。
カラフルなイラストが多いのでわかりやすく、原著のエッセンスもしっかりと詰め込まれた内容となっているので、どのような方にもおすすめの自己啓発本です。
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう新版 ストレングス・ファインダー2.0』(トム・ラス著・日本経済新聞出版)は自分の新たな強みを見つけたいという方におすすめの一冊です。
付属しているシリアルコードからテストを受けると自分の秘めた資質がわかり、その結果をもとに本を読み進めることができます。
転職などを機に自分を見つめ直したいという方や、就活の自己分析を行いたいという方にとっては特に興味深い内容のものだといえるでしょう。
自己啓発本で人生を豊かに
ハードルが高いと思ってしまいがちな自己啓発本ですが、物語調やイラストの多いものなど簡単に内容を理解できるものが多くあります。
誰かに背中を押してもらいたいときや、新たな視点を発見したいとき、自己啓発本は助けとなるでしょう。
自己啓発本を読み新たな考え方を取り入れて、人生を豊かに、前向きに過ごしていきましょう。
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