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【この記事のエキスパート】
妊娠・出産・育児相談の専門家:助産師ナキ
病院勤務時代に関わった母子は5000人以上。
自身の妊娠・自宅出産・育児経験から「信頼性の高い、医学的根拠(エビデンス)に基づいた情報」の提供をモットーに、出張助産師として活動。訪問母乳ケア、妊娠初期〜出産中・産後すべての期間に対応可能な骨盤軸整体、オンライン育児相談などを行っている。
海外での勤務経験から、日本には無い世界中の育児用品を試すのが趣味。
医学出版社にて、医学看護書籍の編集や記事の執筆、動画コンテンツ制作なども行なっている。
赤ちゃんが快適なお風呂に入れるようにベビーバスの温度を計る『お風呂の湯温計』。ベビーバスのなかで快適なお湯の温度がわかれば、安心して赤ちゃんをお風呂に入れることができます。この記事ではお風呂湯温計の選び方とおすすめアイテムをご紹介します。
お風呂用湯温計の選び方
赤ちゃんが快適にお風呂に入れるように、お湯の温度を測るのが湯温計です。それぞれ目的に合わせて湯温計を選んでくださいね。
アナログ? デジタル?
表示のタイプで選ぶ
湯温計にはアナログとデジタル表示の2種類のタイプがあります。それぞれの特徴を見てみましょう。
シンプルでお手頃価格「アナログ」タイプ
アナログタイプは目盛りで温度を確認できるタイプです。シンプルな設計で、お風呂に浮かばせて測るものと、縦型でお湯に入れて測るものがあります。
アナログタイプには「適温」と表示されるものが多く、ひと目でわかるのはうれしいですね。
お湯につけてから適温表示がわかるまで少し時間がかかりますが、低価格なものが多いため、購入しやすいのがポイントです。
速さや多機能を求めるなら「デジタル」タイプ
デジタルタイプは電池を入れて使うものが多く、ひと目で温度の確認ができるタイプ。お湯に入れて最速1秒で温度を測れる商品もあるので、忙しいパパとママにぴったりです。
ほかにも時計がついていたり、温度の高低によってアラームで知らせてくれたりと、いろいろな機能がついています。
アナログタイプと比べるとお値段は少し高くなりますが、ながく使えることを考えるとひとつあれば重宝しますよ。
「適温表示」があればより安心!
赤ちゃんにとっての快適な温度は、大人よりぬるめです。夏は38〜39度、冬は40度が適温といわれ季節によって変わります。
アナログタイプの場合、38度から40度くらいまでに「適温」マークがついているものが多く、「夏」「冬」の表示があるものも見やすいので安心です。
デジタルの場合なら、適温になるとアラームやライトで教えてくれるものが多いので、どちらが使いやすいか考えて購入してくださいね。
温度の見やすさや形に注目
浮かせるタイプの湯音計なら真上から見れて、温度表示がわかるので便利です。
アナログタイプの縦型は、お湯のなかに湯温計を入れて測るので持ち上げて温度表示を見なければいけないのが手間ですが、お湯の表面ではなくなかの温度がわかるのがうれしいポイント。
形もさまざまで、赤ちゃんのおもちゃにもなりそうなアヒルや動物の形をしたソフトトイのタイプや、円形・楕円形タイプ・縦長タイプなど、さまざまな商品が販売されています。
赤ちゃんの目や手に触れても、安心なものを選んでくださいね。
置きやすさ・収納のしやすさを確認
お風呂のなかで使う湯温計ですが、使わないときの置き場所も考えておきたいですね。
浴室内はカビが発生しやすいことも考えて、菌の繁殖を抑えてくれる防カビ加工してあるもの・立てかけて置けるもの・フックにかけられるもの・吸盤になっているものなど、できるだけ水切れのよさそうなものを選ぶといいですね。
収納のしやすさも選ぶ際の大切なポイントなので、忘れずにチェックしてくださいね。
多機能タイプなら沐浴以外でも活躍
赤ちゃんの沐浴の際には湯温計を毎日使いますが、生後1ヶ月をすぎると大人と一緒にお風呂に入れるようになります。
少ししか使わないからお手頃価格でシンプルなものでいいという方や、赤ちゃんがおもちゃのようにお風呂で遊べるアイテムが欲しいという方など、さまざまですよね。
デジタルの多機能タイプなら、大人と一緒にお風呂に入るようになっても活躍してくれますよ。時計やカウントダウンタイマーなど赤ちゃんがのぼせないように設定したり、お湯の温度だけでなく浴室内の温度を測ったりなど、便利な機能がたくさんついています。
お風呂以外にも使い道があってながく使えるものをと考えている方には、多機能のデジタルタイプがピッタリですよ。
助産師からアドバイス
肘の内側などで温度を実際に確認しましょう!
【エキスパートのコメント】
大人と比べて皮膚が薄くデリケートな赤ちゃん。沐浴する際の湯温は38~40℃で、大人が少しぬるいなと感じる程度が基本です。
最初は熱い? 冷たい? と不安ですよね。記事を参考に湯温計を選び、温度感覚を掴んでいくといいですよ。
実際に沐浴する際は湯温計を過信せず、沐浴の直前に必ずママやパパの肘の内側など皮膚の薄い部分で、温度を実際に確認してから赤ちゃんを入れるようにしましょう。