子どもの頃から、「野菜も食べなさい! 」と親に言われ続けてきたにも関わらず、大人になってからも、いまだにあまり野菜を食べていない。そんなビジネスマンの方は多いのでは? 1日で取るべき野菜の量は350gだが、実際には日本人が1日で摂っている野菜の量は290gで、60gほど足りていないのだとか。60gってあとちょっとじゃん! ということで、「SEIYU“ちょい足し野菜”プロジェクト」のレシピを元に、定番の食事にちょい足しして手軽に野菜を摂れるメニューを作ってみた。

  • 定番のインスタント食品にちょい足しして野菜を手軽に摂ろう

インスタントにちょい足しで野菜不足を解消

「SEIYU“ちょい足し野菜”プロジェクト」とは、野菜を簡単に、楽しく、おいしく摂取できるようにすることを目的として、8月31日の「野菜の日」にちなみ「毎日もっと野菜を食べよう!」を合言葉にSEIYUがスタートさせたプロジェクト。定番のインスタント食品やレトルト食品に野菜を“ちょい足し”することで、1日あたり60gの野菜不足を解消しようというものだ。また、コロナ禍において在宅時間が増えるなかで増加した料理の負担を解消するために役立ててほしいという思いもあるという。

SEIYUでは“ちょい足し野菜“レシピとして、SNSで人気の料理家ジョーさん。、ぐっち夫婦監修のもと、定番フードと野菜を掛け合わせた「超時短レシピ」を18種類開発。今回、その中から、ジョーさん。が監修した「掟破りのポテサラチーズ焼そば」を作ってみた。

掟破りのポテサラチーズ焼そば(調理の目安時間 約13分)

使うのは、日持ちする野菜であるにんじんとじゃがいも。ポテトサラダを作り、手軽に食べられる定番インスタント食品の焼そばにチーズと共にちょい足しするというレシピ。じゃがいも、にんじんは皮ごと使えば栄養も多く、食材を無駄にしないそうだ。

・材料(1人分)
じゃがいも 1個
にんじん 厚み1cmの輪切り 1枚
マヨネーズ 大さじ3
「みなさまのお墨付き 特製ブレンド ソース焼そば」1食
とろけるスライスチーズ 1枚

・作り方
①じゃがいもは4等分のくし切りに、にんじんは短冊状に切る。

  • 野菜を皮ごと使うのがポイント

②①をすべて耐熱ボウルに入れ、ふんわりラップをして、600Wのレンジで3分30秒加熱する。

  • 野菜を切ったら600Wのレンジで3分30秒加熱

③②をフォークなどでつぶし、マヨネーズを加える。

  • じゃがいもとにんじんにマヨネーズを加えて簡単なポテサラを作る

④カップ焼きそばを表示通り作り、お湯を捨てたら熱いうちにチーズをのせてよく混ぜ、③をのせて出来上がり。

  • 焼そばが出来上がったらまずはチーズをちぎって乗せる

  • 忙しい時にも超時短レシピで足りない野菜を補うことができる

「ポテサラチーズ焼そば」を実食!

食べてみると、ポテサラのほくほく感と、マヨネーズの風味がソース焼そばに合う! チーズも絶妙に熱でとろけてコクを出している。また、じゃがいもの皮の食感が良いアクセントになっていてとても美味しい。結構クセになりそうな味だ。この一食で、ちょい足し野菜は約153gを摂ることができるというから、忙しいときにも野菜による栄養が摂れるのが嬉しい。

  • このレシピで摂れるちょい足し野菜は約153g

管理栄養士の川端理香さんによると、「掟破りのポテサラチーズ焼そば」は、夏バテで食欲が落ちているときのエネルギー補給ができるレシピ。じゃがいもやにんじんはエネルギーとなる炭水化物を多く含んでおり、にんじんに含まれるβカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されるのでとりすぎの心配は無し。ビタミンAは目や免疫などに関与する栄養素なので気になる場合はとりいれたい食品、とのこと。

  • ポテサラとチーズ、焼きそばの味がないまぜになってクセになりそう

「SEIYU“ちょい足し野菜”プロジェクト」では、その他、カップ麺カレー味にトマト、チーズをちょい足しした「焼きトマチーズカレー麺」、アボカド、トマトを大きく切ってさば缶を汁ごと使いパスタソースと和えた「トマト・アボカド・さば缶の美菜食パスタ」、カップみそ汁に生姜を加え、水菜とかぼちゃを入れて具沢山にした「生姜香る! 水菜とかぼちゃのみそ汁」等々、気になるレシピがたくさん。また、動画コンテンツの公開や全国330店舗でのレシピカード配布が実施されるので、まずは「SEIYU“ちょい足し野菜”プロジェクト」オフィシャル・ウェブサイトをチェックしてみよう。