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【この記事のエキスパート】
ソムリエ・利き酒師/株式会社ケトル 女将:岩倉 久恵

ソムリエ・利き酒師/株式会社ケトル 女将:岩倉 久恵

2004年渋谷・神泉に「立喰酒場buchi」を開店。今までに無い立ち飲みスタイルを確立して話題に。

2006年宮益坂裏でフレンチ「bongout noh」を開店。この頃から日本ワインをとりいれ、2007年目黒に「キッチセロ」を開店し本格的に日本ワインを提供。

2018年6月に浅草に「la maison du 一升vin」を開店し、一升瓶の日本ワインの美味しさを伝えるべく奮闘中。

ここ15年は特に日本のワインや日本の食材に力を入れています。


ワイン会で注目を集めているオーガニックワイン。さまざまな銘柄が販売されており、悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか? この記事では、国産・酸化防止剤無添加有機ワインなどオーガニックワインの選び方とおすすめ商品を紹介します。

有機栽培のぶどうで製造
オーガニックワインとは

オーガニックワインとは、有機栽培のぶどうでつくったワインのこと。有機栽培では、化学的な農薬・除草剤・肥料を使わずに動物や植物由来のたい肥を使用しています。

また、加工・醸造プロセスでも使用できる添加物の種類や上限量が制限されている場合もあります。体にとっても環境にとってもやさしいワインです。

オーガニックワインとビオワインの違いは??

日本と海外ではオーガニックワインの定義が異なります。日本では、農林水産省が定めたJAS規格によって認証されたワインだけが「オーガニックワイン」という名称を使えます。

ビオワインの定義は明確にはなく、ビオワインと名乗ることは生産者の自由です。つまり、ビオワインは生産者の判断で定められた有機ワインを指します。

種類や認証マークで
オーガニックワインの選び方

出典:Amazon

世界各国のワイナリーがオーガニックワインをつくっているため、さまざまな商品が販売されています。オーガニックワインをはじめて購入する方は、どのように選べばよいか悩んでしまいますよね。

そんなときは、以下のポイントを意識してください。

【1】ワインの種類で選ぶ
【2】認証マークをチェックしてみよう

上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】ワインの種類で選ぶ

出典:楽天市場

オーガニックワインも通常のワインと同様に赤・白・ロゼの3種類があります。好みや料理に合わせて選ぶといいでしょう。

赤は肉料理に、白は魚料理に、ロゼはオールマイティーに合わせやすいです。また、深い味わいの赤は冬向きで、さわやかな白は夏向きのテイストともいわれています。

通常のワインと同じように、料理や好みに合わせて種類を選びましょう。

【2】認証マークをチェックしてみよう

出典:Amazon

ワインラベルに認証マークが記載されているかチェックしてみてください。認証機関によってオーガニックであると認められたワインだけが、日本の「有機JASマーク」のような認証マークをつけることができます。

世界各国に認証機関があるため数多くの認証マークが存在しますが、海外のワインでは「エコサート」「ユーロ・リーフ」「AB認証」の3種類が代表的です。

ECO CERT(エコサート)

出典:Amazon

エコサートは、フランス南部トゥールーズに拠点を置くオーガニック認定機関です。

有機栽培食品を認可するためにフランス農務省によって1991年に設立されました。現在ではヨーロッパを中心に世界158ヶ国で活動しており、世界のスタンダードともいわれる国際有機認定機関です。

Euro leaf(ユーロ・リーフ)

出典:Amazon

2010年から使用されているユーロ・リーフは、EUの有機農業規則にしたがって生産されたことを証明するマーク。

EU有機ロゴの表示に加えて、認定機関のコード番号と製品の農業原料の生産地を記載しています。原料がEUで生産されたのかEU外なのかが消費者にとってわかりやすいのが特徴です。

AB認証

出典:楽天市場

AB認証は、1985年に始まったフランス農務省によるオーガニック認証。ABはAgriculture Biologiqueの略で、有機農業のことです。

栽培法・材料・生産・加工などあらゆる段階で厳しい基準が設定されています。1年ごとの抜き打ち検査も実施されるほどの厳格さが特徴。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)