ヴィスは9月2日、「テレワークの実態とコロナ時代のオフィスのあり方について」に関する調査を発表した。調査は8月20~24日、同社の取引先、協力会社、メルマガ登録者など340件を対象に行われた。
調査結果は以下の通り。まず「現状の自社オフィス環境の見直し」について聞くと、「実施済(実施中を含む)」(15%)、「検討中」(34.1%)、「検討の予定なし」(27.9%)、「分からない」(22.9%)という結果だった。
そして、オフィス環境の見直しを「実施済(実施中)」「検討中」の回答者へ「見直し内容」に関して尋ねると、「現状の面積でオフィスの在り方を見直し」(23%)、「オフィス面積を減らして、オフィスの在り方を見直し」(12%)、「オフィス面積を拡張し、ゆとりある状態でオフィスを活用」(7.6%)、「首都圏から離れた場所でサテライトオフィスを活用」(1.2%)、「オフィス解約をして、施設や自宅、カフェを利用」(0.9%)、「その他」(4.7%)だった。
また、「今後のオフィスに求めること」を聞いたところ、「会うことで生まれるコミュニティへの参加意識やつながりを生む場」(67%)、「多様な人が集まることで生まれるイノベーションのための場」(46%)、「自宅よりも快適で集中できる環境」(41%)、「人材育成のための場」(38%)、「企業ビジョンや文化への共感を育む場」(36%)、「貢献実感や成長実感を得るための場」(23%)、「モバイルワークのためのハブ」(19%)、「特に何も求めない」(3.5%)、「その他」(7.1%)となっている。