お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、8月30日に放送されたTBSラジオ『新米記者・松本穂香です。』(毎週日曜 12:30~13:00)に出演。芸人生活でもっともつらかった仕事について語った。
パーソナリティを務める松本穂香から「芸人生活でもっともつらかった仕事は?」と問われ、岩井は「コント番組を何年間かやってたとき」と答え、「フジテレビの『ピカルの定理』のとき、全然楽しくなかったんだよね(笑)」と明かした。
さらに岩井は、「漫才の芸人だからコントをそんなにやったことがなかったし、メインを張ってるのが先輩のピースと平成ノブシコブシで、俺らは1番下だったから」と続け、「1番下の芸人って明るいやつがかわいがられたりするじゃないですか。でも、俺はそういうタイプでもないし。そうなると、相方の澤部(佑)がフィーチャーされていって、俺は全然コントに出てなくて」と振り返った。
また岩井は、『ピカルの定理』の生放送中に特技であるピアノを披露する機会があったとしたうえで、「練習して番組の終わりまでに弾けるようになってください。ミスタッチ3回まで。できなかった場合、丸刈りです」と告げられたと説明。
「それで丸刈りになったの。意味分かんなくない? 俺が『ピアノできますよ! やってやりますよ』って言って、『じゃあ、やってみなよ。できなかったら坊主ね』だったらわかるけど、向こうが課したお題に対して、できなかったら坊主って地獄でしかないじゃん(笑)。できたら何があるってわけじゃないんだよ!?」と訴えた。
そして、「本当にストレスがあの時は溜まったね。そういうのが溜まりに溜まって、最後のほうは収録のときから文句言ってたの、ずっと。毒を吐きまくってたら、それが今、芸風みたいになったかもしれないですね」と岩井。
松本から「結果良かったのでは?」と聞かれると、岩井は「結果良かったけど、あの番組を良かったとは言いたくないね(笑)」と話していた。
なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。