ニコンイメージングジャパンは9月2日、小型軽量の双眼鏡「10×25 STABILZED」を発表した。既存のコンパクト双眼鏡と同等のサイズながら、手ブレ補正機能を搭載した。レッド / ブルー / グリーンの3色を用意。9月18日より発売する。価格はオープン。

  • 手ブレ補正機能を搭載した小型軽量の双眼鏡「10×25 STABILZED」。写真はレッドモデル

倍率10倍で、対物レンズ有効径は25mmのコンパクト双眼鏡。同社のこのクラスのモデルでは初となる、手ブレ補正機能を搭載した。光学レンズシフト方式による補正で、視界の揺れを約80%以下に低減する。すべてのレンズとプリズムに多層膜コーティングを施し、明るさ6.3の鮮明な視界を確保。実視界は5.6度で、最短合焦距離は3m、1,000m先の視界は98mとなる。

  • ブルーモデル

  • グリーンモデル

本体は2軸折りたたみ式で、重さも約410gの軽量設計。長時間持ち続けても腕が疲れにくく、小さなカバンなどにも収納しやすい。接眼目当て部は、クリック付きターンスライド方式で調節もしやすい。電源は、CR2リチウム電池×1本(DC3V)を使用。連続動作時間は約3.5時間。約10分後に自動で電源がオフとなるオートパワーオフ機能を搭載する。

そのほかの仕様は、ひとみ径が2.5mm、アイレリーフが14mm、眼幅調整範囲が56-72mm。本体サイズはW120×D48×H103mm、重さは410g(電池除く)。