プレシードジャパンは、電気グルーヴ 石野卓球とコラボレーションしたAVIOTブランドの完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01d mk2-TQ」を9月11日に発売する。価格は税込14,850円。予約受付を9月2日18時より開始する。
日本のテクノ、クラブシーンを長年リードする石野卓球とAVIOTによる初のコラボレーションモデル。音楽を作るアーティストとして、オーディオ製品を作ってみたかったという石野卓球が、音質チューニングやカラーなどを自ら監修したという。
シンボルロゴをイヤホンや充電ケースにあしらい、「オーディオ製品には珍しいPOPなカラーリング」というイエローカラーを採用。通常モデルとは異なる、オリジナルボイスガイダンスも搭載している(声優は非公開)。オリジナルポーチが付属する。
ベースモデル「TE-D01d mk2」は、フラットを基調とした癖の少ないナチュラルな音造りを目指しているが、コラボモデルでは石野卓球のアドバイスにより「わずかに残っていた中高音域のピークを丁寧に調整し、スタジオモニターのように、さらにフラットなトーンバランスに仕上げた」という。これにより、「特にアナログシンセ(バーチャルであっても)が気持ち良く”鳴り”、石野卓球が手掛けるテクノサウンドをより楽しく聴ける」と説明している。
なお、コラボモデルの発表に合わせ、石野卓球の新曲「Ping Pong Groove」を起用したオリジナルWEB CMを公開。クラブでのVJシーンを思わせるイメージや、ピンポンをイメージしたキャラクターが出演するなど、楽曲ともマッチした内容としている。コラボモデルに込めた想いや、制作にあたってのこだわりなどを本人が語るインタビュー動画も公開している。
TE-D01d mk2の詳細
プレシードジャパンが展開するAVIOTブランドの完全ワイヤレス「TE-D01d mk2」(税込12,650円)は既報のとおり、従来機種に寄せられたユーザーからの意見・要望を採り入れ、「価格に転嫁せずに機能、音質、質感を徹底的にブラッシュアップした」というモデル。
付属の充電ケースがQi規格のワイヤレス充電に対応したほか、イヤホンを装着したまま周囲の音も聞ける「アンビエントマイク(外音取り込み)」機能を新たに備える。
6mm径のダイナミック型ドライバーユニットを搭載。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応。左右イヤホンにそれぞれオーディオ信号を伝送する、クアルコムの「True Wireless Stereo Plus(TWS+)」にも対応する。
イヤホン本体はIPX5防水仕様。連続再生時間はイヤホン単体で最大11時間で、付属の充電ケースと組み合わせると最大120時間音楽を聴ける(aptXコーデックで利用する場合、2~3割程度再⽣時間が短くなる)。