女優の富田靖子と俳優の竜星涼が、日本テレビ系ドラマ『35歳の少女』(10月スタート、毎週土曜22:00~)に出演することが2日、明らかになった。
不慮の事故により10歳で突然、長い眠りにつき、2020年に25年ぶりに目覚めた“35歳の少女”今村望美(柴咲コウ)の成長物語を描く同作。富田は、望美の父・進次(田中哲司)の再婚相手である今村加奈を、竜星は、その引きこもりの連れ子・今村達也を演じる。
加奈は、達也の実の父と離婚後、進次と再婚。今の多恵とは対照的に、控え目で、穏やかな性格で、進次が前の家庭に未練があることに勘付いていながら、何も言えていないでいるが、少しづつ、不満が蓄積している。
達也は、そこそこの私大を卒業後、そこそこの企業に就職したが、いじめに遭い、2年足らずで会社を退職、自宅の部屋に1年以上引きこもっている。食事や飲み物が欲しいときだけ、両親と顔を合わさないようメールを送ってから、部屋から出てくる。毎回、手にしたアイテムが、部屋での行動のヒントに…。
富田と竜星は初共演。2人とも、柴咲との共演は初めてとなる。
富田は「優しさの中の脆さ、華やかさの足元にある闇を感じながら、加奈に向き合っていきたいと思います」とコメント。竜星は「希望と絶望を巧みに操る遊川さんのオリジナル脚本は、いつも新しい台本を開くたびに世の中に大きな疑問を投げかけ役者に演じる喜びをくれます。こんなにも早く、またこのチームに参加できるとは…この作品が持っているキセキを信じて、自分の役割を全うしたいと思います」と期待を述べている。