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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴

自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。


車のフロントガラスなどについた氷や霜を瞬時に溶かすことができる解氷スプレー。解氷力の高さもさることながら、撥水コーティングや再凍結を防ぐ機能もあり、冬のドライブや寒冷地に住んでいる方の強い味方です。この記事では、車解氷スプレーの選び方とおすすめの商品を紹介します。

車用解氷スプレーとは?

出典:Amazon

気温が氷点下に達する冬の寒さ。車のフロントからリアまで窓ガラスに氷や霜が張りつき、そのままでは視界が確保できず運転ができません。ヒーターのデフロスターで解かしたり、スクレーパーで削り落としたりもできますが、時間がかかることもあり、急いでいる朝にはじれったいですよね。

そんなときにあると便利なのが解氷スプレーです。アルコール成分の液体を吹きかけると氷や霜がみるみるうちに解けていきます。一度使ってみると利便性の高さに手放せなくなるでしょう。

メリット①|短時間で溶かすことができる

冬場になると、フロントガラスが霜や積雪で凍り付いてしまい解凍に時間がかかってしまいますよね。時間がかかるだけではなく手間もかかるため、解凍作業をひとりで行うのはかなり大変。しかし、エタノールなど解氷剤が含まれている車用解氷スプレーを使用することで、霜や積雪を短時間でフロントガラスから取り除くことが可能になります。

メリット②|再凍結を予防できる

上でも紹介した通り、車用解氷スプレーには、氷解性に優れたエタノールが含まれているのでフロントガラスに車用解氷スプレーを使用すると短時間で解氷が完了し、かつエタノール成分が再凍結を防いでくれるというメリットが!積雪が多い地域で車を運転する人にとっては便利なアイテムと言えるでしょう。

車用解氷スプレーの選び方

解氷スプレーといってもどれも同じではなく、各メーカーからさまざまな種類がラインナップ。噴射のタイプや中身の成分によって解氷力やコーティングに影響するかなど、違いを生み出します。

ここからは、解氷スプレーの特徴をふまえて選び方のポイントを解説します。

2種類のタイプから選べる

解氷スプレーには吹きつけ方に違いがあります。ひとつは炭酸ガス入りで噴射するエアゾールタイプ。もうひとつは普通の洗剤のように霧状に出てくるトリガータイプです。

それぞれにどんな特徴や長所があるのかチェックしていきましょう。

ガス入りで噴射力にすぐれる「エアゾールタイプ」

出典:楽天市場

噴射力にすぐれていて、吹きかける範囲も出てくる液体の量も多いのがエアゾールタイプ。SUVなど背の高い車でもフロントガラスの上のほうまで確実にスプレーできます。

ガス缶のため取り扱いには注意が必要。捨て方にもひと手間かかる反面、強力な解氷力は魅力的で活躍してくれるでしょう。

扱いもかんたんで霧状に吹きかける「トリガータイプ」

出典:楽天市場

プラスチックのボトルにトリガーがついていて霧状に吹きかけるタイプ。解氷力ではエアゾールタイプに劣りますが、取り扱いもかんたんでガラスコーティングにダメージを与えない製品も多いのが特徴です。

ガスを使用していないので、ボトルが低温でも威力が変わらないところもポイントのひとつ。寒い車内に乗せたままでもすぐ使えます。

成分によって解氷スピードに違いが

出典:Amazon

解氷スプレーの主成分はアルコールですが、濃度によって解氷スピードに違いがでてきます。濃度が高いスプレーはすばやく氷や霜を解かしてくれるので便利。

ほかにグリコール系溶剤が入っているかもチェックするといいでしょう。不凍液としても使われるグリコール類はフロントガラスがギラつく心配はありますが、高い解氷力はストロングポイント。

再凍結防止ができるかが重要

出典:Amazon

解氷スプレーでフロントガラスの氷を解かし、いざ走り出してみると、寒さで再び少しずつ凍りついてしまうおそれも。寒冷地では再凍結防止に対応しているかも重要なチェックポイントになります。

再凍結防止の製品を選ぶ際は、成分にグリコールか再凍結防止剤入りと記載されている、「-40℃まで対応」などの具体的な温度表示があるかどうかが目安です。

コーティングに影響がないかもチェック

出典:Amazon

ガラスに撥水効果をつけている人にとって心配なのがコーティングへのダメージ。解氷スプレーに入っているアルコールは被膜を取ってしまう作用もあることから、せっかくのコーティングも台なしになります。

シリコーン配合の製品であれば氷を解かすと同時に、コーティング剤を使用しているガラスにも適応。

スクレーパーつきならより便利

出典:Amazon

エアゾールタイプにはキャップがスクレーパーの役目を果たす製品があります。解氷スプレーで氷を解かしているあいだにスクレーパーでもガリガリと削り落とせばすばやく視界を確保。

わざわざ別のスクレーパーを取り出す手間も省けます。

鍵穴やドアの隙間などに使えるものを

出典:Amazon

最近の車はリモコンキーで開錠するタイプが多いですが、寒さでリモコンキーの電池が弱くなり解錠ができないなんていう事態もあるでしょう。そんなときに鍵穴が凍結していたらたいへん! 万が一のために鍵穴解氷もできる製品を選んでおくといいでしょう。

ドアの密閉用ゴムに噴射できるように狭い隙間に噴射できるノズルがあるかどうかも、確認しておきたいポイントです。

エキスパートのアドバイス

【エキスパートのコメント】

車用解氷スプレーを選ぶときの重要なポイント

昨今は温暖化の影響で、寒冷地でもガチガチに凍ることが少ないですが、すぐに走り出したいときには解氷スプレーが重宝します。最近の車はフロントガラスが広いため、やはりエアゾル式がおすすめ。

さらに頑固な凍結をサッと落とせるのが、スクレーパーつきの商品です。別にスクレーパーを買う必要がなく、家に忘れるという心配もありません。ちなみに、ガラスだけでなくワイパーブレードにも吹きかけるのがポイントです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)