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【この記事のエキスパート】
料理研究家&食専門ライター:松本葉子
紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。
猪肉は、高タンパクで低カロリー、ビタミンB群も豊富なヘルシー食材です。ぼたん鍋や焼肉、カレーや煮込み料理などさまざまな料理にぴったりです!この記事では、料理研究家の松本葉子さんへの取材をもとに、通販でお取り寄せできる猪肉の選び方とおすすめの商品を厳選!
ビタミンB群など栄養豊富!
猪肉の魅力とは?
猪は昔から山の恵みとして食されてきました。猪が家畜化されたものが豚なので肉質は豚と似ていますが、身が赤く、豚肉と同様にビタミンB群や不飽和脂肪酸が豊富です。
野生の動物で山の木の実などをエサとしているため、独特のニオイを持っており、飼育されている豚などとくらべると個体差も大きくなっています。冬に獲れた猪は、冬に備えて木の実などを食べて脂を蓄積しており、コクのある味わい、夏の猪はさっぱりしたおいしさが魅力だといわれています。
部位や形状などをチェック!
お取り寄せ猪肉の選び方
猪肉は肉の部位や形状によって、味や食感が異なります。猪肉の部位や形状について知っておくと、どのように調理して食べるかをイメージすることができますよ。
選び方のポイントは下記の3つ。
【1】肉の部位
【2】肉の形状
【3】便利な鍋セット・味つき肉も
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】肉の部位で選ぶ
通販でお取り寄せできる猪肉の部位でとくに多いのが、ロース、もも肉、ヒレ肉です。部位によって食感や脂肪のつき方などが違います。それぞれの部位について以下で詳しく紹介するので、お好みの猪肉の部位をさがしてみてくださいね。
ロース|脂身と赤身の旨みを楽しめる
脂がのっていて、猪肉のなかでは高価な部位であるロース。猪の脂肪は不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。
スライスしたときの美しさや、脂身のコクと赤身の旨みの両方が味わえるため、ぼたん鍋によく使われますが、焼肉やローストなどでもおいしく食べられます。
もも肉|焼肉にぴったり!
適度なやわらかさと弾力性があり、脂の量もロースにくらべて少ないもも肉は、厚切りで焼肉として食べるのに適しています。同じく脂身の少ないヒレに比べて流通量も多いため、価格も手頃で手に入れやすいのもうれしいポイントです。
ヒレ肉|低カロリーで高タンパク
猪肉のなかでも、とくにやわらかいとされている部位で、脂身がほとんどないので低カロリー&高タンパク。ダイエット中の人にもぴったりです。
煮ても焼いてもおいしく食べられる部位で、ヒレカツにしてもおいしいです。ただ、火を通しすぎるとパサついてしまうので注意が必要。一頭から取れる量が少ない部位なので、販売価格は高くなっています。
【2】肉の形状で選ぶ
猪肉は、ブロック(塊肉)のほかスライスやカットされているもの、ハンバーグなどに適しているミンチなどさまざまな形状で売られています。
しゃぶしゃぶなど鍋料理に便利な「スライス肉(薄切り肉)」
猪肉を薄くスライスしたものは、ぼたん鍋やしゃぶしゃぶにぴったり。焼肉や生姜焼きなどに適した厚めのスライス肉もありますよ。
お皿に並べられた猪肉のスライスは、鮮やかな赤身と白い脂身のコントラストがキレイで、目を引きます。
リーズナブルな価格で手に入りやすい「切り落とし肉」
切り落とし肉は肉の加工過程で出た半端部分です。部位別に売られる場合と、部位を混ぜて売られる場合があります。比較的リーズナブルな価格で手に入るのがうれしい商品です。
ハンバーグやつみれなどに便利な「ミンチ」
ぼたん鍋に入れる猪つみれやハンバーグなどの料理をつくるのに便利なミンチ。脂肪が少ない分、ジューシーさは少なめですが、低カロリーで高タンパクなのでダイエット中の人や健康に気を使っている人でも安心してたべられます。
好きな大きさにカットできる「ブロック」
自分の好みの大きさや薄さにカットできるブロック肉は、小さなものだと500g、大きなものだと1〜2kgほどのサイズで売られています。
丸ごとローストにしてもよし、作りたい料理に応じて切り分けて使ってもよいでしょう。肉用スライサーがあればしゃぶしゃぶ用も自宅で作れますね。
【3】便利な鍋セット・味つき肉も
はじめて猪肉に挑戦する人や、調理に自信がないという人向きの鍋セットや味付き肉もあります。
鍋セットは、ぼたん鍋に適した部位の肉を食べやすくスライスするなどしてあります。また、調味液につけた味付き肉なら、火加減に注意して焼くだけでおいしく召し上がれます。
料理研究家からのアドバイス
自宅で猪肉で天然の味を楽しもう
【エキスパートのコメント】
ジビエブームで改めて注目されている猪肉。処理・加工技術の進歩によって、最近は初めての方でも食べやすい商品が増えています。また、ぼたん鍋用スライスのほか、焼肉用カット、使い勝手のよいミンチ、料理好きにおすすめのブロック肉などもお取り寄せできるので、家庭でさまざまな猪肉料理が楽しめます。
飼育肉にはない力強い味わいをぜひふだんの食卓にも取り入れてみてください。ただし、天然の猪肉は季節によって味が変わり、肉質の個体差も大きいことを覚えておきましょう。