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【この記事のエキスパート】
マリンダイバー:神村 さゆり

マリンダイバー:神村 さゆり

沖縄出身なのにダイビングを覚えたのが伊豆という変わり種。初めて沖縄の海に潜ったとき、透明度が全く違うと驚愕。以来沖縄の海を20年潜るも、ガイドのいないところには決して潜らない、泳ぐよりも日焼けをしないことに重点を置くヘタレさ。

ダイビングの認定証はPADIアドバンスを所持するも、上位ランクは目指す気がないゆるゆるダイバー。


この記事では、サーフィンやダイビングなどウォータースポーツに欠かせないウェットスーツの種類や選び方、おすすめ商品を紹介します。メンズ・レディース向けのメローやオニール、ビラボンといったブランドが有名。サイズや厚み、デザイン性などを考慮に入れて選びましょう。

サーフィン、ダイビング、シュノーケルに必須!
ウェットスーツとは? ドライスーツとの違いは?

出典:Amazon

サーフィン、スキューバダイビング、シュノーケリングなど海や川のウォータースポーツやトライアスロンには、適切な体温調節のためにウェットスーツが欠かせません。ウェットスーツは冬用のドライスーツと違って真冬の海で使えるほど断熱性は高くありませんが、着心地が軽く、着方も簡単、体が動かしやすいというメリットがあります。

ドライスーツとの違いは、スーツの中に水が入るという点。入ってきた水を体温で暖めることで、熱が奪われるのを防ぎます。ドライスーツよりもリーズナブルで扱いやすいので、マリンスポーツ初心者にも適しているでしょう。

またバリエーションが豊富で、例えばセパレートタイプとラッシュガードや水着と組み合わせることもできます。海や川での万が一の事故を防ぎ、安全に楽しむためにも、自分に合ったウェットスーツを用意しておきましょう。

気になる種類や素材の違いは?
ウェットスーツの選び方

それでは、ウェットスーツの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。

【1】季節や用途に合わせて選ぶ
【2】おしゃれにコーディネートできるものを選ぶ
【3】自分の体形に合うサイズを選ぶ
【4】素材と着心地にも注目して選ぶ
【5】使われている生地の厚さもチェック
【6】フィット感を求めるならセミオーダーやフルオーダーの検討も

上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。

【1】季節や用途に合わせて選ぶ

ウェットスーツには、長袖と長ズボンが一体になったフルスーツ、半袖半ズボンのシーガルやスプリングなどの種類があります。季節や用途に応じて適したウェットスーツを選びましょう。

寒い季節やダイビングには「フルスーツ」

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春や秋など寒い季節のマリンスポーツには、長袖と長ズボンが上下一体となっている「フルスーツ」がおすすめです。全身を包む保温性の高さが特徴で、気温と海水温が低い秋や初冬、春先などにも使えます。

長時間全身が海中に入るダイビングや水中作業では、低体温症を引き起こす可能性もあるので、シーズンを問わずフルスーツを着用しましょう。

暖かい季節やサーフィンには「シーガル」「スプリング」

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暖かい時期のサーフィンには、「スプリング」や「シーガル」がおすすめです。

半袖半ズボンのスプリングは、外気温、水温ともに高い真夏の波待ちに使えます。可動性にもすぐれているので、ウインドサーフィンでの着用にも適しているでしょう。

半袖長ズボンのシーガルは、外気温は高く水温が低いときの波待ちにピッタリです。

初冬や初夏にも使える「ロングジョン」

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工夫次第でオールシーズン使えるウェットスーツを探しているなら、「ロングジョン」を選んでみましょう。

「ロングジョン」は、長ズボンとノースリーブが一体になっているので、タッパーなどの上着と組み合わせれば、初冬や初春でも着用することができます。

腕が動かしやすいという特徴もあるため、SUP(スタンドアップパドルボード)にもピッタリです。

【2】おしゃれにコーディネートできるものを選ぶ

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マリンスポーツを楽しみながら、おしゃれにもこだわりたいという方は、コーディネートも意識してみましょう。ジャケットタイプのウェットスーツとロングジョンを組み合わせれば、スタイリッシュなスーツとして、1シーズンから3シーズン着用できます。

着脱がかんたんなタイプなら、気温や水温に応じてサッとスタイルを変えることも可能です。

【3】自分の体形に合うサイズを選ぶ

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「ML」や「XL」などのこまかいサイズ展開をしているメーカーなら、適したサイズが見つかりやすいですが、同じ「M」でもメーカー・ブランドによって、微妙にサイズが異なるのでピッタリ合うものを探しましょう。

なお、ウェットスーツ選びでは、とくに胸囲を意識することが大切です。胸の部分がゆるいと、下まで一気に浸水して体温の低下を招きます。一方で、きついと胸が圧迫されて苦しくなるので、胸囲のサイズは慎重に選んでください。

【4】素材と着心地にも注目して選ぶ

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ウェットスーツはおもに「ネオプレーン」というゴムを素材に使っています。ネオプレーンは、耐久性や耐候性にすぐれた、ウォータースポーツに特化している素材ともいえるでしょう。ただし、基本的にはラバー素材なので、肌ざわりはあまりよくありません。

着心地が気になる方は、裏地にナイロン素材が使われているウェットスーツを選びましょう。また、「ジャージ素材」は、伸縮性が高く着替えやすいという特徴があります。

【5】使われている生地の厚さもチェック

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ウェットスーツの厚みは商品によって異なるので、目的や季節に合わせて選ぶようにしてください。

サーフィン用ウェットスーツなら、春から秋は2mm前後、冬は5mm前後の厚さを選ぶと快適です。

ダイビングで着用するなら、オールシーズン3mm以上のものを選ぶといいでしょう。重ね着をするなら、1mm程度の薄いウェットスーツがおすすめです。水温や動きやすさで使い分けるのもいいでしょう。

【6】フィット感を求めるならセミオーダーやフルオーダーの検討も

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本格的なマリンスポーツを楽しみたいという方は、「フルオーダー」や「セミオーダー」のウェットスーツを検討してみるのもいいでしょう。

フルオーダーは約30カ所のサイズを採寸して製作するので、高いフィット感が得られます。フルオーダーは価格が高いという方は、既成品を調整して製作するセミオーダーを選択肢に入れてみてください。

マリンダイバーからのアドバイス

【エキスパートのコメント】

種類や暑さ、季節で使い分けを

ウェットスーツは、ウォータースポーツに欠かせない装備のひとつです。それは、保温性にすぐれていることと厚めの生地に覆われているので、外傷から身を護りやすいこと。これにくわえて、生地には気泡が多く含まれており、それだけでも浮力があるので水難事故を防ぐ目的もあります。

種類や厚さ、季節などに応じてウェットスーツを選んでください。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)