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【この記事のエキスパート】
フードコーディネーター:加治佐 由香里

フードコーディネーター:加治佐 由香里

日本フードコーディネーター協会常任理事。
2000年よりフードコーディネーターとしての仕事をスタート。
商品開発、レシピ開発、スタイリング・撮影、食イベントの企画運営、講演会講師、料理教室講師など、食に関する業務に広く携わり、「食の楽しさと大切さ」を伝えています。
新しいもの、便利なものを取り入れながら、古き良きもの、伝統的な食文化も重んじるのが私のスタイル。
ここでは、豊かなフードライフスタイルの実現に役立つ提案を行っていきたいと思っています。


離乳食作りをはじめるときにおすすめしたい調理器具「すり鉢付き調理セット」。離乳食作りにはさまざまな道具が必要ですが、一式そろったセットならひとつあればOKで超便利。この記事ではすり鉢つきの離乳食調理セットの選び方とおすすめ商品を紹介!

専門家と先輩ママがアドバイス!
離乳食専用の調理セットはいらない?

【エキスパートのコメント】

離乳食作りは、とくに衛生面に注意したいもの。作る手間が省けるという視点なら、専用の調理セットでなくても必要ないと思うかもしれません。ですが衛生面を配慮すると、専用の調理セットがあるとやはり安心です。

セットはすり鉢を基本に、裏ごし・すりおろし・角切り用のプレート・果汁絞り器などのパーツがつき、蒸し調理やおかゆ調理ができるものもあります。目的に合った機能が備わっているか、しっかりチェックして選びましょう。

なかでも、すべてのパーツを重ねて収納できるスタッキングタイプは便利。また、電子レンジ対応タイプなら時短でカンタンに調理できます。

先輩ママの体験談「離乳食調理セット」を使った口コミ

【エキスパートのコメント】

はじめての離乳食作りをかなりサポートしてくれた!

「離乳食専用」の調理セットとあるだけに、その調理器具を使えば迷うことなく離乳食が完成しました。たとえば、おかゆひとつをとっても、調理器具がないと水加減が難しいもの。ですが、専用の調理器具があれば目盛りがついていて、その目盛りに合わせて水を入れれば「10倍粥」「5倍粥」なども一瞬で出来ました! はじめての離乳食作りだったので、その点ではかなり助けられました。

ただし、離乳食を卒業したあとは使わなくなってしまったので、第二子に備えて今はしまっています。しまっている期間が長いので、スタッキングできるタイプを購入して正解でした。(Mさん/3歳女の子)

すり鉢があると離乳食づくりが超ラクに!
離乳食作りに使う「すり鉢付き調理セット」の選び方

離乳食作りに使うすり鉢付きの調理セットといっても、さまざまな商品が販売されていてどれを選んだらいいか悩んでしまいますよね。ますは、どんな点に着目して選べばいいのか確認しておきましょう。

まずは調理セットの内容と役割をチェック

離乳食作りの調理セットを選ぶときは、どんな道具がセットになっているかが重要です。まずは、離乳食調理セットに含まれる基本的なアイテムにはどんな道具があるのかや、それぞれの役割について確認しておきましょう。

すり鉢・すり棒|具材をこまかくつぶす

出典:Amazon

すり鉢とすり棒は、離乳食に使う調理器具のなかでも出番の多い主力アイテム。野菜や魚など離乳食で使用する食材を、こまかくすりつぶすのに使用します。水分を加えてかたさを調節したり、調味料と混ぜ合わせるときにも便利です。

すり鉢の底に滑り止めのついたものや支えられる持ち手がついたものなら、安定してすりつぶすことが可能。また、すり鉢に注ぎ口がついていると、10倍がゆなどを作って食器や保存容器に移すときに重宝しますよ。

裏ごし器|食材の口当たりをなめらかにする

出典:Amazon

裏ごし器は食材をペースト状にし、なめらかな食感にしたいときに役立ちます。離乳食をはじめたばかりの「ゴックン期」は、わずかなかたまりでも気になってしまう赤ちゃんも多いです。そのため、できるだけとろとろのポタージュ状にするのが基本。

裏ごし器でかたまりをつぶし、皮や繊維を取り除いてあげると赤ちゃんが飲み込みやすくなりますよ。

おろし金|固い食材をすりおろす

出典:Amazon

にんじん・りんご・高野豆腐などの、かたい食材をすりおろすために使うおろし金。離乳食セットのおろし金はサイズが小さめなので、離乳食の下ごしらえに少量すりおろすにはぴったりです。

おろし金の目が粗いと粒が大きくて食感が残り、目がこまかいとなめらかになります。目の粗さは赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合、用途に合わせて選びましょう。

果汁絞り器|絞った果汁を薄めてあげたいときに

出典:楽天市場

あると便利なのが果汁絞り器。今はとくに必要ないとされてはいますが、離乳食前のトレーニングとして果汁を薄めて与える方もいるでしょう。果汁絞り器があると、素手よりかんたんに果汁を絞ることができます。離乳食が終わってからもフレッシュジュース作りなどに役立つので、家庭にひとつあると便利です。

【エキスパートのコメント】

一番出番が多かった調理器具は、ズバリ「すり鉢」!

調理セットのアイテムのなかで一番出番が多かったのは、ダントツで「すり鉢」でした。離乳食は、とにかく食材を柔らかくすることが基本。あとは、月齢に合わせてその具材を適当な大きさにするだけです。

包丁などでこまかく切って食べ与えるステップになったのは、月齢9カ月~11カ月ごろの離乳食後期。それまでの3カ月~4カ月間は、すりつぶしたりこしたりして食べ与える期間です。その期間に毎回使っていたのが「すり鉢」。とにかく潰せば食べてくれました!笑 (Mさん/3歳女の子)

電子レンジ・食洗機対応機能はもはやマスト

出典:Amazon

電子レンジや食洗機に対応しているかも、確認しておきたいポイントです。電子レンジに対応していれば、なまの野菜をレンジで加熱して、そのままつぶすといったことも可能。調理時間を短縮でき、洗いものも最低限にすることができます。なかには電子レンジ消毒ができる商品も。衛生面が気になるときも、手軽に除菌ができて便利です。

食洗機を使用している場合は、食洗機対応のものを選ぶといいでしょう。使用期間が限られるからと非対応のものを選ぶと、別途手洗いが必要になり手間に感じてしまいます。離乳食作りは想像以上にたいへんなので、できるだけ負担を減らせるものを選ぶといいですよ。

重ねて収納ができる商品を選ぶと片づけやすい

出典:Amazon

離乳食にはさまざまな道具が必要になりますが、アイテム数が多いと保管に場所を取り邪魔になってしまいます。重ねてコンパクトに収納できるものが多いのが、セットで購入する魅力のひとつ。すっきり片づき、使うときもひとまとめに取り出せて便利です。

重ねた後のサイズ感も要チェック。セットのすり棒やスプーンを立てて収納できるものもありますが、高さが出るため食器棚に置けないという場合もあります。収納予定の場所に収まるかどうか、しっかり確認してから選ぶといいですね。

離乳食期が終わってからも使えるものを選ぼう

出典:Amazon

離乳食作りの期間は限られているので、調理セットをわざわざ用意する必要があるのかとためらう方もいるでしょう。なかには離乳食が終わった後も、ながく使用できるようつくられた商品もあります。離乳食卒業後も無駄にならないものなら、気軽に導入できますね。

離乳食用の調理セットは、コンパクトなので食卓にも出しやすいサイズ。すり鉢などはごまをするのにも使えるので、シンプルなデザインのものを選び食卓にそのまま出して活用するのもいいですね。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)