9月は長月(ながつき)とも呼ばれます。こちらは夜が長いことからこの名が付けられたともいわれています。9月はまだまだ暑さを感じることが多いですね。

夕暮れ時、ふと日が短くなっていることに気付くのもこの頃です。私たちを取り巻くエネルギーはこの先、ゆっくりですが着実に「陰の気」が増えていきます。

  • 2020年9月の運気と開運行動をチェック!

9月はやってくる豊かさに備え準備をするとき

8月の立秋を迎えた頃からゆっくりと激しい「陽の気」が薄れていくと同時に、穏やかな「陰の気」が回りはじめます。"実りの秋"といわれるシーズンがはじまりました。神社では収穫を祝う稲刈りの神事も行われます。大きな金運が動く、ビッグチャンスがはじまります。

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風水でよくいう「陰」と「陽」って結局何なの?

幸運はちょっとした余裕に舞い込みます。この時期に気持ちに余裕がなくなり、人とギスギスするのはよくありません。幸運が入り込むスキ間がなくなってしまいます。ゆとりをもって多くの福が入るスペースをつくり、やってくる豊かさを逃さないようにしましょう。

今すぐやりたいGOODな開運行動

9月9日は、重陽の節句。「菊の節句」として伝わっています。奇数で最も大きな数字、つまり「陽」の最高位となる数字が2つ重なる、「陽の気」のパワーがとても強い日です。菊花茶を飲んで強運となる「陽」のパワーを取りこみましょう。

9月21日は、敬老の日。「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としているこちらの日には。縁起のいいプレゼントでお祝いをしましょう。温かな気持ちは巡り巡って、やがて自分にも還ってきます。

9月22日は、秋分の日。秋の彼岸です。秋の彼岸は、ご先祖さまを供養し、日ごろの感謝の気持ちを届けましょう。

やってはいけないNGな悪運行動

秋の気を受け「陽」から「陰」へと変化にするに伴い、私たちの身体も敏感に反応します。寒く厳しい冬を乗り切るため身体に栄養を蓄えようとするのです。

気を付けたいのがダイエット。過度な食事制限をしてしまうと、十分なパワーがチャージされずません。さらに暑かった夏の疲れと相まって体調を崩しやすいのはもちろんのこと、豊かな財運へと繋がる秋のエネルギーを取りこむことができません。ダイエットする場合には、運動を組み合わせて行いましょう。大きな呼吸と共に、豊かな財気となる秋のエネルギーがしっかり体内を巡り、豊かな生活のベースとなるいい循環を促します。

秋分の日となる9月22日は、社日(しゃにち)でもあり、土地の神さまをお祀りする日です。この日に土をいじることは運気をダウンさせます。ガーデニングなども行わないようにしましょう。

いかがでしょうか。秋は夕暮れともいわれるとおり、空も高く景色も遠い所までキレイに映り、夜に鳴く虫の声も涼やかな響きとなってきます。趣のある秋の訪れを楽しみましょう。