WOWOWで2021年に放送される伊藤英明主演の連続ドラマ『トッカイ~不良債権特別回収部』に、ジャニーズ事務所の中山優馬が出演することが明らかになった。
本作は過去に同局で放送された『しんがり~山一證券 最後の聖戦~』『石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~』に続く、ノンフィクション作家・清武英利の著書の映像化第3弾。バブル経済崩壊後の1996年、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)の不良債権取り立てを目的に設立された「住宅金融債権管理機構」(後の整理回収機構)。その中でも悪質債務者への取り立てを任務とする不良債権特別回収部(通称・トッカイ)の苦闘を描いた、壮大で骨太な人間ドラマである。
今回、中山が演じるのはトッカイチームの最若手である葉山将人。主演の伊藤英明演じるリーダー・柴崎朗と共に不良債権の回収に奮闘する重要な役どころだ。中山は「日本で本当に起きた重大な歴史的問題。このような重厚な作品に出させていただけること、プレッシャーもありますが大変光栄に思います。いろいろな出身の方が集い、精鋭となってこの問題に立ち向かって行くという台本を読んで、改めて本当に信じられないことが、今、僕たちが生きている日本で起きていたんだと理解しました。葉山将人は大阪の出身です。僕自身も大阪の出身なので、文化、言葉、血を滾らせて精一杯演じさせていただければと思います」と作品と役にかける想いを語っている。
監督は映画『空母いぶき』『Fukushima 50』など大作映画を手がけてきた若松節朗。脚本は『しんがり』『石つぶて』に続き戸田山雅司。