乃木坂46山崎怜奈、さまぁ～ずの安心感を参考に「アットホームな空気が好き」

アイドルグループ・乃木坂46の山崎怜奈が、ひかりTV／dTVチャンネルで29日にスタートする新番組『乃木坂46山崎怜奈とおはつちゃん』(毎週土曜22:00～)でMCを担当する。

本格的に番組MCを経験して1年になるが、グループの後輩をゲストに迎える同番組にどのような心境で臨んでいるのか。初回収録を終えた山崎に、参考にしているMC像などを含め、話を聞いてみた――。

• 乃木坂46の山崎怜奈

■授業参観のような気持ち!?

この番組は、ゲストでやってくる乃木坂46のメンバーが「やってみたかったけど、今までの人生で一度もやっていない“おはつ”なことに挑戦していく」というもの。後輩メンバーたちの挑戦VTRをスタジオで見守る山崎は「すごくほっこりしました。娘たちの授業参観のような気持ちでした(笑)」と感想を語る。

後輩と言えども、年齢差はそこまでないはずだが、「1人でロケに行くということ自体が初めての子が多くて、ロケ内容も『おはつちゃん』というタイトルのとおり初めてのことだし、スタジオで初めてナレーションを読んだりと、彼女たちにとって本当に初めてづくしなんです。そんな頑張っている姿を『うんうん』ってニコニコしながら眺めるというのも新鮮で、楽しかったです」と振り返った。

• 『乃木坂46山崎怜奈とおはつちゃん』より

■MC1年「まだまだ改善しなきゃいけない」

番組MCは、昨年5月にスタートした『乃木坂46山崎怜奈 歴史のじかん』から1年の経験を積んだが、番組プロデューサーに「成長しています」と評価されても、「自分で(成長を)感じるところは全くないです」と謙そん。「反省点はすごくあるし、個人的にはまだまだ改善しなきゃいけないところがあります」と、さらなる向上に意欲を見せる。

MCを務めるにあたって参考にしているのは、『Qさま!!』で共演するさまぁ～ずだ。

「『Qさま!!』に出させていただくようになってからテレビの仕事を頻繁にやらせてもらうようになったんですが、『Qさま!!』の現場のさまぁ～ずさんは本当に優しくて、何をしても受け止めてくれる安心感があって、イジってもくれるんです。そのアットホームな空気が好きで、私はテレビのお仕事が好きになったので、そういう素敵な先輩方と一緒にお仕事をさせていただいている以上は、ちゃんと吸収して乃木坂の仕事にも持ってこられるようにというのは常に思っているんです」

今回収録では、第1回に「あの動物を洗いたい!」という大園桃子、第2回に「不眠解消をしたい!」という梅澤美波を迎えたが、スタジオには、まさに目指しているアットホームな空気が流れていた。

「桃子も美波ちゃんも『ただただ楽しかった』と言ってくれましたし、桃子に関しては『普通にオフみたいだった』とまで言ってくれたので、それくらい気負わずにやれたのはすごく素敵なことだと思います」と手応えを感じながら、「アイドルというのはどうしても見られる職業だから、普段もちょっと身構えるところがあるので、自然な表情を視聴者の方に見ていただける番組にしたいですね」と意気込んだ。

• 大園桃子をゲストに迎えた初回放送より

■推しメンじゃない回も見てほしい

改めてゲスト2人への感想を聞くと、大園については「思っていた以上にはしゃぐんだなあと思いました(笑)。ロケでも動物と会話してるんじゃないかレベルで空間に溶け込んでいたので、ビックリしました。もともと自然な子なので、『やっぱりこういう子なんだな』って思いましたし、そこでちょっとホッとした感じもありました」と安心したそう。

一方の梅澤については「3期生の中で人をまとめる立場についたりするので、すごく真面目に見られがちなんです。今回のロケも最初は緊張からかしこまっていたんですけど、終わるときには完全に素になって、ちょっと抜けている部分が見られたので、ファンの人はうれしいだろうなってすごく思いますし、美波にとってもプラスになったんじゃないかと思います」と、やはり“母目線”だ。

そんな番組の見どころを聞くと、「社会科見学している娘を私と一緒に見守ってくださるというスタンスで見てくれたらうれしいですね(笑)。1人ロケ自体が“おはつ”なので、不慣れなところはあると思いますが、それも含めて温かく見守っていただければ」とアピール。

さらに、「本当にただただ穏やかで、平和な世界が広がっている番組なので、推しメンじゃない回も見てほしいですね。『あぁ、この子って思ったよりこんなことするんだ!』って、いろんな新しい発見があると思うので、今まで好きだったメンバーじゃない回も見てほしいというのは、声を大にして言いたいです!」と強調していた。