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【この記事のエキスパート】
マルチライター&コンサルタント:板垣 政行
二輪メーカー脱サラ後、スキーや登山・アウトドア専門誌での企画・取材・執筆に加え、文芸出版社での文庫本解説・漫画評論などを手掛けてきたマルチライター。
同時に空気環境及び防災セキュリティ関連など硬めな領域でのコンサルタントでもあり、特に受動喫煙防止対策の測定コンサルとしては日本で唯一無二。
阪神淡路大震災ののち防災士・メンタルケアカウンセラー等の資格を取得、趣味は剣道・空手といった武道系と鉄道旅行。
自分好みの味が楽しめる手巻きタバコ。興味があってもペーパーの選び方がわからず迷っている方も多いでしょう。燃料材の違いや紙の種類、フレーバーの有無などで味が大きく変わります。この記事では手巻きタバコペーパーの選び方とおすすめ商品を紹介します。
燃料剤・素材・フレーバー
手巻きタバコペーパーの選び方
手巻きタバコには、乾燥させたタバコの葉(シャグ)を巻くためのペーパーが欠かせません。喫煙環境コンサルタント・板垣政行さんに取材をして、選び方のポイントを5つ教えていただきました。
【1】燃料剤の種類
【2】サイズ
【3】漂泊の有無
【4】素材
【5】味
上記の5つのポイントをおさえることで、自分に合った燃焼剤や素材を使って手巻きタバコペーパーを作りましょう。一つひとつ解説していきます。
燃料剤をチェック
まずは、手巻きタバコの燃焼剤から確認していきましょう。
燃料剤入りで火がつきやすい「フリーバーニング」
燃焼剤が入った手巻きタバコペーパーが「フリーバーニング」タイプです。着火しやすく火が消えにくいという特徴があります。一般的なタバコのペーパーも「フリーバーニング」です。
手軽に吸えるので、手巻きタバコ初心者でも扱いやすいでしょう。ただし、喫煙していなくても、灰皿に置いておくだけでどんどん燃えてしまうというデメリットはあります。
タバコ本来の味が楽しめる「スローバーニング」
スローバーニングタイプのペーパーには、燃焼剤は入っていません。スローバーニングタイプはタバコの燃焼が遅くなるだけではなく、燃焼温度も下がるため、タバコ本来の旨みを味わうことができます。
ゆっくりとタバコを楽しみたいというときにもおすすめです。ただし、着火しにくく吸いづらいため、扱いに慣れるまでには時間がかかるかもしれません。
作りたいタバコに合うサイズを選ぶ
手巻きタバコペーパーには、いくつかのサイズがあります。一般的なサイズのタバコを作りたいときには、「レギュラーサイズ」のペーパーを選びましょう。
レギュラーのほかにも、「 1・1/4サイズ」、や「キングサイズ」などもあるので、購入前にチェックしておきましょう。手巻きタバコを巻くための手巻きタバコローラーも商品によって対応しているサイズが異なるので注意が必要です。
タバコをおいしく味わうなら無漂白がおすすめ
手巻きタバコペーパーには、漂白されているものと、漂白されていないものがあります。どちらを選ぶか迷ったときには、無漂白タイプがおすすめです。
ペーパーが漂白剤を使って漂白されていないため、タバコ本来の風味を味わうことができます。タバコ本来の味をじっくりと味わいたいというときには、無漂白タイプのペーパーを選ぶといいでしょう。
ペーパーの素材で選ぶ
おいしいタバコを楽しむためには、ペーパーの素材にこだわってみることも大切です。
タバコの風味が楽しめる「ヘンプ」
ヘンプは素材に天然の麻を使っているペーパーです。ヘンプが使われているペーパーは紙のにおいが少なく、紙を燃やしたときの煙が目にしみにくいという特徴があります。
紙の味にクセがなく扱いやすいので、初心者の方が手巻きタバコペーパー選びで迷ったときには、素材にヘンプが使われているものを選ぶといいでしょう。
香ばしさが特徴の「ライスペーパー」
ライスペーパーの特徴はその薄さです。ほかの素材が使われているペーパーよりもタバコの香ばしさを感じることができます。
ふつうの紙巻タバコに近い味わいを楽しみたいという方も、ライスペーパーを選んでみるといいでしょう。ライスペーパーはシャグの香りを満喫できますが、薄すぎるペーパーは好ききらいが分かれやすくなります。
シャグの味をダイレクトに感じる「セルロース」
セルロースのペーパーは、ゆっくりと溶けるように燃焼するという特徴があります。そのため、タバコ本来の風味を時間をかけてじっくり味わいたいというときには、セルロースのタバコペーパーがおすすめです。
天然由来の素材を使っているセルロースのタバコペーパーは紙の味がしないので、シャグの味をダイレクトに楽しめます。
かすかに甘味がある「リコリス」
リコリスは「甘草(カンゾウ)」という植物の繊維を素材に使っているペーパーです。天然の甘味料としても使われることがある甘草を使っているため、吸ったときにも、かすかに甘さを感じます。
手巻きタバコを吸ったときの甘さにこだわりたいという方は、リコリスが素材に使われているペーパーを選んでみるといいでしょう。
フレーバーつきもチェックしてみよう
手巻きタバコペーパーには、いろいろなフレーバーがついているタイプも発売されています。ブルーベリーやスイカ、チェリーバニラなど、選べるフレーバーの種類も多彩です。
手巻きタバコの風味だけではなく、いろいろな甘さや味を楽しみたいという方はフレーバーつきの手巻きタバコペーパーもチェックしてみてください。
喫煙環境コンサルタントがアドバイス
巻き紙にもこだわって、既製品にはない至上の1本を
【エキスパートのコメント】
手巻きタバコを作るとき、当然のようにタバコ葉やフィルターにこだわる人は多いのですが、実は巻く紙も味や吸い心地に大きく影響する大事な要素です。
最初のうちはシャグ(タバコ葉)に付属のものでもいいですが、慣れてきたら燃焼の具合や素材なども確認しつつ、お好みペーパーを見つけましょう。画一化された既製品とは違う自分だけの1本を作り上げる楽しみはまた格別です。