フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)では、就職支援サービス「ヤンキーインターン」で人生を変えたいと上京した中卒の若者たちを追った『最終学歴は中卒だけど… ~ボクの働く場所~』を、30日に放する。
今回、番組が取材を始めたのは、今年1月。夢と決意を胸に抱き、上京した若者たちだ。最終学歴は「中卒」。高校を中退した者や、そもそも高校に進学する気がなかった者…思うような職には就けず、やりたいことも見つからない悶々とした日々を過ごしてきた。
そんな彼らが「自分を変えたい」「人生を変えたい」と目指したのは「ヤンキーインターン」という就職支援サービス。原宿にあるベンチャー企業が主催するこの再教育プログラムは、地方の中卒・高卒者を対象に、食・住・職を無償で提供し、企業への就職を支援するもの。参加者は6カ月の間に、営業や仕事のスキルを身につけ、就職活動に臨むのだ。
「起業家になって世の中を変えたい」と夢みる18歳は、積極的な取り組みで、営業研修でもインターン史上最高の成績を上げ、正社員待遇に抜てきされるが、次第にヤンキーインターンを続けることに疑問を感じていく。
一方、「東京で職を得て、家族を幸せにしたい」と願う21歳は、3日目の朝に姿を消してしまう。彼が見せた涙の理由とは…。
彼らはヤンキーインターンを最後までやりとげ、企業の内定をつかむことができるのか。懸命に未来を切り開こうとする“中卒”の若者たちの姿を、女優・門脇麦のナレーションで追っていく。
(C)フジテレビ