ロイヤリティ マーケティングの「Pontaリサーチ」はこのほど、「第42回 Ponta消費意識調査」を発表した。同調査は7月29日〜31日、「Pontaリサーチ」会員3,000人を対象に実施した。
2020年7月にレジ袋有料化となった後、食品・日用品を購入するときにレジ袋を購入したか尋ねたところ、65.9%が「購入していない」と答えた。年代別で見ると、年代が高いほど購入していない割合が高く、60代以上では81.2%だった。
食品・日用品を購入するときに、レジ袋の購入とマイバッグの利用をどのように使い分けているか聞くと、「いつもマイバッグを利用する」が61.8 %、「たまにレジ袋を利用する」が35.8%、「いつもレジ袋を買う」は2.5%だった。
「たまにレジ袋を利用する」と回答した人に、その機会について尋ねると、「マイバッグを忘れたとき」(27.3%)が最も多かった。年代別では、20〜40代が約3割、50代・60代以上が約2割となった。
マイバッグをどれくらいの頻度で洗っているか尋ねたところ、44.1%が「洗っていない」と答えた。「洗っている」(55.9%)という回答のうち、最も多かったのは「利用するたび」(19.5%)で、次いで「2週間に1回」(16.7%)となった。
「いま購入・消費したいもの」について尋ねると、2020年2月調査から4回連続で「料理品宅配と中食」が増加している。一方、「旅行関連」は2020年6月調査と比べて減少した。
今月の家計の支出を節約したいか尋ねたところ、63.1%が「節約したい」と答えた。2020年6月調査の57.5%より、5.6ポイント増加している。