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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

ペット専門エディター&ライター:井手 綾子

編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。

中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。


猫のトイレ砂があちこちに飛び散るのを防いだり、トイレがズレるのを防いだりするのに役立つトイレマット。お手入れが簡単で衛生的に使えるモノを選びたいですよね。そこで本記事では、専門家への取材をもとに猫用トイレマットの選び方とおすすめ商品をご紹介します。

猫用トイレマットの選び方とは?

まずは猫トイレマットの選び方をチェックしていきましょう。ペット専門エディター&ライター・井出綾子さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの猫トイレマットを選ぶために参考にしてみてください。

形状・大きさはトイレのタイプにあわせて選ぶ

猫用のトイレマットを選ぶ際には、一緒に使用する猫用トイレのタイプに合ったものを選びましょう。猫用トイレは大きく分けて4つのタイプがあります。それぞれのタイプごとにぴったりのトイレマットをご紹介します。

オープンタイプのトイレには大きめのマットを

出典:楽天市場

カバーなどがないオープンタイプの猫用トイレを使用する場合は、大きめのトイレマットを選びましょう。猫は用を足したあと、砂をかける習性があります。その際にオープンタイプだと砂が飛散することがあります。トイレに高さがあるといっても、そこから大きく飛び出すこともあるので、大きめのマットを選ぶと、部屋の床が汚れることもありません。

折りたためるタイプもあるので、不要な場合はコンパクトに収納できます。

ハーフカバータイプのトイレには前と横に広いものを

出典:Amazon

トイレの奥には高い覆いがあり、入り口や側面がオープンになっているハーフカバータイプは、前面と横が広いトイレマットを選びましょう。とくに猫が出入りする入り口付近は、猫の掻いた砂の飛散とともに、足についている砂が落ちるおそれがあります。そのためにも、すこし広めのものを選んでおくといいでしょう。

ハーフカバータイプは奥にいくほどトイレの壁面も高くなるので、マットも奥行きはそれほど考えなくてもいいでしょう。

ドームタイプのトイレには入り口に広げられるマットを

出典:Amazon

カバーがかまくらのように、すっぽりと猫トイレを覆うドームタイプのトイレは、入り口付近に小さなマットを置くだけでもいいでしょう。空いた入り口からの砂の飛散と、猫の足についた砂が取れる範囲のものを選びましょう。

ちいさなマットは、場所も取らず、部屋のアクセントにもなるので、好みに合ったものを探してみましょう。

うえに出入り口があるトイレは大きめのものを

出典:Amazon

高い覆いがあり、トイレの上部から出入りするタイプのトイレは、一見マットが不要のように思えます。しかし、猫の足についている砂が飛び散ることや猫が大きくジャンプして出入りするため広めのマットを選びましょう。

またトイレを置く際には、マットのできるだけ中心におき、どの方向から猫が出入りしても砂がこぼれることがないことを確認しておきましょう。

安全性に配慮されたトイレマットを選ぼう

猫用のトイレマットを選ぶ際には、大切な家族でもある猫が怪我することなく、リラックスして使用できることを考慮することも必要です。

やわらかい素材なら肉球をキズつけにくい

出典:Amazon

猫がトイレを使用するたびに通過するマットですから、肉球をキズつけないやわらかい素材のものを選びましょう。人間にとって肌触りのよいものは猫にとっても気持ちよく使えるでしょう。

ただし、パイルやムートン生地のように爪が引っかかるような毛足が長いものや、つるつるした表面のものは猫にとっても歩きにくく転倒などにリスクが考えられるので避けたほうが無難でしょう。

滑り止めつきならマットのズレを防止できる

出典:楽天市場

オープン型のトイレや上部から出入りするトイレなどは、猫がジャンプして出入りすることも考えられます。その際に、マットの裏側に滑り止め加工がしてあると、マットがずれたり、猫が転倒する可能性も減少します。

しかし置く床材によっては、マットに滑り止めがついていても機能しないものもあるかもしれません。しっかり表示などを確認してからマットを選びましょう。

猫の好みや個体差も商品選びのポイント

出典:楽天市場

人間と同じように猫にも好みなどがあります。素材や仕様によっては、猫がかじってしまったり、反対に警戒してマットを避けるものもあります。

たとえば、布を食べてしまうクセのある猫には、塩ビなどの合成素材のものを選ぶといいでしょう。また、凹凸のある表面のマットは、猫が歩きにくかったり、感触が不快だったりという理由から近づかなくなる可能性もあります。猫の習性や好みを考慮して、ピッタリのものを選びましょう。

猫の排泄物はにおい対策も必須!

猫の排泄物はにおいがきついのが特徴。長時間の外出や、締め切った部屋での使用などで、世話がこまめにできない場合には排泄物のにおいがトイレやトイレマットにしみ込むこともあります。そのためにも、防臭・消臭加工など、におい対策ができているものを選んでおくとよいでしょう。

また自宅でもかんたに洗濯できて、速乾性のあるものを選んでおくと、気がついたときに交換できるので助かります。

処理のしやすさで選ぶ

猫はじつはきれい好きな生きものです。トイレやその周りが汚れていると近づかなくなることも。そのためこまめに掃除をしたいものですが、時間が取れないという人は、処理がかんたんなマットを選ぶとよいでしょう。

砂を振って落とせる商品なら掃除もらくらく

出典:Amazon

トイレの世話をする時間がない人や、掃除が苦手な人は、かんたんに処理できるマットを選ぶとよいでしょう。塩ビなどの合成素材のものは、振るだけで砂を落とすことができ、短時間で処理ができます。

また、目のこまかい凹凸があるマットなら、猫の爪のあいだについた砂も掻き落としてくれるので、砂が広範囲に広がることもなく、部屋の掃除もらくになります。

防カビ・防水性があると湿気の多い場所で活躍

気をつけていても、湿気の多い場所で使用していると、床などからの水分などにより、カビが生えたり、においの原因となる雑菌が増えることも。その場合は、防カビ・防水加工の施されたものを選びましょう。とくに防水加工されたものなら、排泄物が飛び散ったとしてもかんたんに掃除でき、周囲を汚すおそれもなくなります。

また、湿気を吸収する加工の施されたマットもあるので、雨の多い時期でも猫に快適に使ってもらうことができるでしょう。

ペット専門エディター&ライターがアドバイス
愛猫が使いやすいもの、好みのものを選ぼう

【エキスパートのコメント】

猫のトイレマットはどんなにすぐれたものでも、愛猫が使わないと意味がないものになってしまいます。ですので、選ぶときのポイントはまず猫の好みかどうかが大切。しばらく使ってみて慣れるようなら問題ありませんが、ずっと気に入らないようなら、マットを変えることを考えたほうがいいかもしれません。

次のポイントはサイズや形状、機能性など。置く場所なども考えて選びましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)