オンリーストーリーは8月27日、「Withコロナの営業に関する調査」の結果を発表した。調査は7月13日~14日、直近1か月以内にB to Bのオンライン営業を行った全国20歳~59歳の経営者・会社員400名を対象に、WEBアンケート方式で行われた。
オンライン営業を行う際にメリットだと思うことを聞いたところ、「メリットだと思うことはない」と回答した人は6.5%となり、93.5%とほとんどの人が何かしらのメリットを感じていることが明らかに。
最も多かった回答は、「移動時間が削減できる」で71.0%と圧倒的多数に。次いで「移動費が削減できる」(50.3%)、「遠方の企業でも商談できる」(47.3%)と続き、移動に関する項目が上位となった。
一方、オンライン営業のデメリットとして最も多く挙がったのは、「オンラインツールが苦手な人がいる」で46.8%。突然オンラインツールの活用を強いられ、うまく対応することができていない人も多いよう。次いで、「感情に訴える営業が難しい」(35.8%)、「雑談が減り+αの提案が難しい」(33.3%)と続いた。
また、こういったデメリットを解決するために必要だと思うこと・実践していること・実践したいことを自由回答で教えてもらったところ、主に「事前準備」「商談内容・提案内容の工夫」「オンラインツール・オンライン環境」「オンライン以外でのフォロー」の4つの点において工夫、改善をしていることが判明。
中でも、資料やサンプルを事前に送付したり、信頼関係を構築しておくなど、「事前準備」の必要性を訴える声や、雑談を交えつつ進めたり、より要点を絞った内容にしたり、文章や図などを工夫するなど「商談内容・提案内容の工夫」を挙げる人が多数見受けられた。