映画『思い、思われ、ふり、ふられ』(公開中)のスペシャルトークイベンが都内で行われ、浜辺美波、北村匠海、福本莉子、赤楚衛二が登場した。

  • 左から福本莉子、北村匠海、浜辺美波、赤楚衛二

    左から福本莉子、北村匠海、浜辺美波、赤楚衛二

同作は『ストロボ・エッジ』『アオハライド』で知られる咲坂伊緒の最新作で、第63回小学館漫画賞少女向けマンガ部門を受賞し450万部を突破している。偶然出会ったタイプの全く違う朱里(浜辺美波)と由奈(福本莉子)、朱里の義理の弟の理央(北村匠海)と由奈の幼馴染の和臣(赤楚衛二)が、同じ高校に通いながら、すれ違う恋模様を繰り広げる。

公開から14日間で40万人を突破し、反響を呼んでいる同作。この度、作品の大ヒットと、29日に20歳を迎える浜辺の誕生日を祝うスペシャルトークイベントが実施された。会場は、事前にサプライズで北村、福本、赤楚が誕生日用の飾り付けを行っており、浜辺は会場に入ると、「え!ありがとうございます!センス凄いですね!」と驚き、北村は、「(準備では)色んなハプニングもありましたが、みんなの思いが詰まっています!」と手作りの心のこもった会場であたたかく迎えた。

映画の反響を受けて浜辺は、「私よりも少し年齢が上の友達が多いので、どう映るのかなと思っていたのですが、『心に刺さるものがあって、考えらせられた』といってくれる人が多くて嬉しかったです」と語り、北村は「父が涙したんですよ。母も2回観てくれて、僕らの世代だけじゃなく親の世代の人たちにも凄く届いているのは嬉しかったです」と感動する。福本は、「平日の夕方位に劇場に見に行ったんですけど、人が凄く入っていて、内心凄くウキウキしていました。終わった後も女子高生の方々が、赤楚さんが演じる和臣の最後の台詞にめっちゃキュンキュンしたって言っていて、分かる分かる!と思って聞いていました」と生の声に感激し、赤楚は「友達伝いにも色んな方から勇気をもらえたと言っていただいて、僕の周りだと、高校卒業してから10年位経っているはずなのに、胸に残る作品だって言ってくださっている方がいて嬉しいです。感謝です!」と語った。

今回MCを務めた北村から“20歳の抱負”を聞かれた浜辺は、「20歳になったらなんでもできちゃう!なんでもやってやろう!とウキウキです! 今からでも青春できるよ! っていろんな人から言われて、ちゃんとプライベートもお仕事も両方楽しみたいな!って思っています」と抱負を語った。

公式SNSで24時間限定で募集して8000以上寄せられた質問に答えるコーナーでは、最も多かった浜辺の20歳の誕生日プレゼントの要望についての質問も。浜辺が「愛がほしいですね! おめでとうってみんなに言っていただけて、誕生日を覚えてもらえるだけで幸せです!」と答えると、北村、福本、赤楚それぞれからさらにサプライズで誕生日プレゼントが登場。「すごく嬉しい!愛ですね、これは!」と感激している浜辺に、北村からサプライズの手紙もあり、「初めて出会った時はお互い10代で、中々コミュニケーションもとれずにいましたが、3年くらいたって3度の共演の中で成長していく美波ちゃんを嬉しく感じていました。これから青春をキラキラ走り抜けていくんじゃないかなと思っています。絶対幸せな未来が待っているし、楽しいこともいっぱい待っています。どうかこれからもこのまま真っ直ぐ素直に生きてください」と読みあげられた。

浜辺は、「誕生日っていいなぁ〜。サプライズって少し気負ってしまうのだけど、この3人だとほんわか嬉しくって温かい気持ちになりました。最高なプレゼントをもらいました」と感謝の気持ちを述べる。北村は「誕生日パーティーはしたことがなかったけれど、だれも頑張らずにいられる楽しい会でした。映画も大変な時期の中で学生の方が多く見てくれているってことは、何かを救えたり勇気をあげられていたり、背中を押せているかもしれないと思うと嬉しいです」と語った。