フィットビットは、皮膚電気活動(EDA)センサーを搭載した世界初のスマートウォッチ「Fitbit Sense」を発売すると発表した。市場想定価格は39,990円(税込)。9月10日からAmazon、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、上新電機、エディオン、ケーズデンキ、ノジマ、 腕時計本舗、neel(ニール)、TiCTAC 他系列店、TIME TIME、ベイクルーズストアなどで先行予約を開始し、10月2日から店頭販売を開始する予定だ。

  • Fitbit Sense

    Fitbit Sense

Fitbit SenseのEDAセンサーは、皮膚電気活動反応を測定するもの。EDAスキャンアプリを使ってデバイスの表面に手のひらを乗せると、皮膚の発汗量や電気量の変化を感知し、ストレスの原因への理解を手助けしてくれる。

また、心拍数、睡眠、アクティビティレベルのデータをもとに、ストレススコアを計算。呼吸エクササイズやマインドフルネスのツールなど、スコアに応じたストレス管理の方法を提案してくれるという。Fitbit Premiumメンバーには、身体運動のバランス(アクティビティのインパクト)、身体反応(心拍数、心拍数の変動、ECAスキャンアプリの皮膚電気活動)、睡眠パターン(睡眠の質)など、10以上のバイオメトリクスを含む、点数の計算方法の詳細が提供される。

そのほか、心房細動(AFib)という症状の兆候を見つけるために心拍リズムを評価する「ECGアプリ」や、体温の変化を検出するための「皮膚温度センサー」などを搭載。バッテリー駆動時間は約6日。12分で1日分の充電が可能だという。カラーはのカーボン・グラファイトステンレススチールと、ルナーホワイト・ソフトゴールドステンレススチール。

さらに、Fitbit Senseと同時に、「Fitbit Versa 3」「Fitbit Inspire 2」も発売する。

Fitbit Versa 3には、通話するための内蔵スピーカーとマイク、留守番電話機能、音量調整機能をすべて手首で行える機能を追加した。さらに、従来の「Versa 2」で対応していたAlexaに加えて、Googleアシスタントも搭載。「Versa 2」から引き続き、心拍数や歩数、睡眠スコアを評価する機能なども搭載する。

市場想定価格は29,990円。ブラック・ブラックアルミニウム、ピンククレイ・ソフトゴールドアルミニウムと、ミッドナイト・ソフトゴールドアルミニウムを用意する。

  • Fitbit Versa 3

    Fitbit Versa 3

Fitbit Inspire 2は、バッテリー駆動時間約10日間を実現したウェアラブルデバイス。心拍数に基づいた睡眠スコア機能や運動リマインダー機能を搭載する。スマートフォンが近くにある場合には、アプリ、着信、カレンダー、テキストメッセージの受信を通知する機能も。さらに、無料で1年間のFitbit Premiumのトライアルを受けられる。

市場想定価格は21,470円。カラーはブラック、ルナーホワイト、デザートローズを用意する。

  • Fitbit Inspire 2

    Fitbit Inspire 2