マイナビは8月27日、「マイナビ 2021年卒学生就職モニター特別調査」の結果を発表した。同調査では、今年流行った就活用語や人事担当だったら入社したい有名人などを尋ねた。
周りで流行った就活用語を聞くと、1位は「NNT(無い内定の略、『まだ内定をもらえていない』ことを『内々定』にかけた言葉)」で、前年4位からランクアップ。以下、2位「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」(前年2位)、3位「お祈り(選考で落ちること、不採用通知メールの一文から)」(同1位)、4位「ES(エントリーシート)」(同6位)と続いた。5位にはコロナ禍の就活を象徴する「WEB面(WEB面接)」が入ったほか、ランク外でも「テレ就活(テレワーク+就職活動)」という用語が挙がったという。
この人が人事担当者だったら、その会社に入社したいと思う有名人やキャラクターを尋ねると、男性有名人は嵐の「櫻井翔」さんが2年連続1位。女性有名人は「天海祐希」さんが初の首位を獲得した。キャラクター部門は「ドラえもん」が2年連続1位となり、2位には人気ドラマの主人公「半沢直樹」が入った。
就職活動に影響したニュースワードは、「新型コロナウイルス感染症」(43.2%)が断トツの1位。次いで2位「緊急事態宣言」(28.0%)、3位「テレワーク、リモートワーク、在宅勤務」(26.1%)、4位「withコロナ」(23.3%)と、新型コロナウイルス感染症の影響が強く反映される結果となった。また、「SDGs」や「サステナビリティ」を意識した事業を行っているかを、企業選択基準に挙げる学生も目立った。