女優の石原さとみが主演するフジテレビ系ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(毎週木曜22:00~)では、9月3日放送の第8話に俳優の田中幸太朗、東根作寿英がゲスト出演する。

  • 田中幸太朗(左)と東根作寿英=フジテレビ提供

田中が演じるのはアレルギー性鼻炎に悩み、萬津総合病院で薬をもらっている増田航平。増田の調剤を担当するくるみ(西野七瀬)は、増田が高い頻度で薬をもらいにくることを不思議に思い、「薬はまだ残っているはずだ」と問うも、増田は「もうないです」と冷たく答え、そそくさとその場を去ってしまう。

一方の東根作が演じるのは、「笹の葉調剤薬局」の代表・仁科敦夫。「笹の葉調剤薬局」は在宅医療に特化した薬局で、在宅医療を学ぶためにやってきた、みどり(石原)と小野塚綾(成田凌)を連れて、さまざまな患者の家を回りながら、仕事を説明する。

田中は「今回台本をいただき、すごく意義のある役だなと思いました。なぜなら、自分は薬に対して恥ずかしながら少し甘い認識をしていたからです。『薬は飲みきってくださいね~』と言われても、風邪薬だからとっておこうとしたこともあります。ですが、それによって大切な人を危険にさらしてしまうかもしれない。思わぬ事故は身近に潜んでいるんだなぁと恐ろしくなりました。この番組、この役を通じて皆さんと一緒に勉強できたらと思いますので、ぜひ見てください!」とコメント。

東根作は「『アンサング ・シンデレラ』は大好きなドラマなので出演はうれしかったです。同時にプレッシャーもありましたが、ポジティブに、ひたむきに作品と役に向き合おうと思いました。今回演じた仁科と自分との共通点はそこにあったかなと思っています。仁科もポジティブに全てを受け入れながら、迷ったり揺れたりしながら日々の仕事に真摯(しんし)に向き合っていたのかなと。今回も皆さまの心を揺さぶるドラマになっていると思います」と語った。

野田悠介プロデューサーは「田中幸太朗さん演じる増田は、親なら誰もがやってしまう可能性がある間違った服薬の仕方をしています。何気ない普段の日常の描写を田中さんに繊細に演じて頂きました。東根作寿英さん演じる仁科は在宅医療に特化した調剤薬局に勤めています。最後まで見るという、仁科が志している調剤薬局の信念を、冷静かつ熱く演じて頂きました。新しい薬剤師の一面が見られるので、ぜひご覧ください!」と話している。

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