米NVIDIAは8月25日(現地時間)、ノートパソコン向けの新型GPU「GeForce MX450」を発表した。GeForce GPUでは初めてPCI Express 4.0に対応するほか、グラフィックスメモリはGDDR5のほかGDDR6にも対応する。搭載製品は今年10月より各社から順次発売される予定だ。
GeForce初のPCIe 4.0対応が注目ポイントで、GPUコアはTuring世代と推測されるが、現時点でNVIDIAはGeForce MX450の詳細な仕様を公開していない。性能については「最新の統合グラフィックスよりも最大2.5倍のパフォーマンス」と説明しており、ノートパソコンでも高度な映像編集やゲーム体験が期待できるようだ。
バッテリ駆動時間に貢献する「NVIDIA Optimus」機能や、高負荷時に動作クロックを引き上げる「GPU Boost」機能を備える。DirectX 12、Vulkan API 1.2、OpenGL 4.6、OpenCL 1.2に対応。OSサポートはWindows 7/8/10。