オリンパスは8月25日、ミラーレスカメラの新製品「OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IV」を発表した。EVF(電子ビューファインダー)を内蔵するOM-Dシリーズの入門機。撮像素子の画素数を2030万画素に高めたほか、ボディ内手ぶれ補正機構の補正効果やオートフォーカス性能を高めた。本体重量も軽量化を図り、可搬性を高めた。ファミリー層や若年層を中心に売り込む。
価格はオープンで、予想実売価格はボディ単体モデルが税込み96,800円前後、2本のズームレンズが付属するEZダブルズームキットが税込み13万円前後。発売は9月18日。
小型軽量ながら上位機種譲りの撮影性能を備えたモデル。撮像素子の画素数は、従来モデル「OM-D E-M10 Mark III」の1605万画素から2030万画素に高め、ボディ内手ぶれ補正機構の補正効果を約4.5段分相当に高めた。
撮影性能も高めた。連写速度を15コマ/秒に高めたほか、C-AF(コンティニュアスAF)や顔優先/瞳優先AFの性能を高めた。オートフォーカスはコントラストAFのみとなる。
背面液晶は、下開きのチルト式液晶を搭載。新たに、microUSB端子経由でのボディ内充電に対応した。ボディの重さは約383g(メモリーカード、バッテリー含む)で、約410g(同)だったE-M10 Mark IIIから約30gほど軽量化された。本体サイズはW121.7×H84.6×D49mm。