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【この記事のエキスパート】
フリーエディター&SUV生活研究家:山崎 友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に。登山やクライミングが趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて連載中。悩みは増え続けるアウトドア用品などの遊び道具の収納場所で、愛車のJeepラングラーもすっかり倉庫代わりに。昨今は車中泊にもハマり、住居をキャンピングカーに変えるか真剣に悩み中。
この記事では、洗車ブラシのおすすめ商品と選び方をご紹介します。後半には通販サイトの最新人気ランキングもありますので、売れ筋や口コミもチェックしてみてください。
洗車ブラシの選び方
洗車ブラシを選ぶとき、ブラシのかたさも重要ですが効率的に洗えるかどうかも大切です。洗車する部位に合わせて適切なブラシを替えると、傷をつけず、よりきれいにすみずみまで洗うことができます。それぞれの用途に合わせて、素材やブラシのかたさを選びましょう。
この記事では、ブラシのかたさやサイズ、便利な機能など、洗車ブラシを選ぶうえでチェックしたいポイントをまとめたので、くわしくご紹介していきます。
素材で選ぶ
ここからは、中空構造・かためPP・筆状といった用途に応じた素材の選び方についてご紹介していきます。
【ボディ用】馬毛などやわらかな天然素材・中空構造のブラシ
車のボディに使うなら、傷がつきにくいやわらかい素材がおすすめです。一般的なのがPE(ポリエチレン)などの化学繊維。内部が中空構造で、毛先がやわらかくなっています。
ひんぱんに洗車するなら、馬毛や山羊毛などの天然素材を選ぶとよいでしょう。コシが弱くやわらかいので、洗車傷が気になる方におすすめ。ただし、やわらかい素材でもゴシゴシと力を入れて洗うと傷がつく可能性があるので、やさしく洗うよう心がけましょう。
【タイヤ・ホイール用】かためPP素材のブラシ
タイヤやホイール用は植物繊維やPP(ポリプロピレン)などコシのあるかたい素材がいいでしょう。パキンなどの植物繊維なら、がんこな汚れやタイヤの泥なども落としてくれます。またPPなどの化学繊維なら耐熱・耐水性にもすぐれているので、どちらか持っていると安心です。
鏡面仕上げなどのアルミ製ホイールの場合は、傷がつく場合もあるので注意してくださいね。
「部分洗い専用ブラシ」
エンブレムやフロントグリルなどのこまかい場所は、部分洗い専用ブラシを使うことで、より効率的にお掃除をすることができます。先端部が筆のように細いブラシなら、手の届きにくいすき間や溝の汚れもしっかりと取ることが可能。
また、エアコンなど車内の掃除にも活躍してくれます。セットになっているものが多いので、それぞれわけて使うと便利です。
種類で選ぶ
ここでは、ロングタイプ・ホースを取り付けられるタイプなど種類について見ていきたいと思います。
トラックやSUV車・ミニバンには「ロングタイプ」
SUV車やミニバンなど車高の高い車ならロングタイプのブラシを選ぶといいでしょう。片手でも使いやすく、力を入れなくても奥の方やルーフまで届くのでしっかりと洗うことができます。
また、伸縮するタイプならボディからルーフまで踏み台を使わなくても洗えるのでとても便利。できるだけ洗車の時間を短縮したいという方におすすめです。
ホースを取り付けられるタイプ
水を流しながら洗車したい方には、ホースの取りつけが可能な通水タイプの洗車ブラシを選ぶといいでしょう。ブラシの柄にホースを取りつければ、水を流しつつブラシが使えるので片手でも扱えます。
ほかにも、水圧で回転して汚れを落とすタイプもあるので、効率的に洗車したい方はぜひチェックしてみてください。
エキスパートからのアドバイス
洗車ブラシは用途に合わせて複数本用意しよう
【エキスパートのコメント】
洗車ブラシは、形や大きさ、毛先の固さが違うものを何本か用意することをおすすめします。洗う場所によってブラシを変えることで、汚れが落としやすいだけでなく、鉄粉や泥によるボディへの傷つきを防ぐことができます。
ブラシは水や洗剤の使用時だけでなく、ワックスの拭き残しを除去するためのスクレパーや、埃落としとしても活用できます。1本ですべてをまかなおうとはせずに、3本以上の洗車ブラシを使いわけるといいでしょう。