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【この記事のエキスパート】
物心がついたときにはラケットを握っていたテニスマイスター:杉浦 直樹

物心がついたときにはラケットを握っていたテニスマイスター:杉浦 直樹

実家がテニスクラブを経営していたため、物心がついた時にはすでにラケットを握っていた。テニス歴は約50年。ジョン・マッケンローを尊敬し、「ボールのタッチ」を重視したプレーを身上とする。1970年代から現在に至る歴代名プレーヤーのエピソード、ラケットやシューズといったグッズの変遷、人気の移り変わりなどに深い知見を持つ。


硬式テニスボールにもさまざまな種類があります。この記事では、硬式テニスボールの選び方とおすすめ商品をご紹介します。練習用・試合用はもちろん、テニス初心者から、試合出場や部活など本格的にテニスを楽しむ人、ジュニアやキッズ向けまで、レベルに合ったテニスボールをピックアップしています。

試合用か練習用かを考慮
硬式テニスボールの選び方

出典:Amazon

テニスマイスター・杉浦直樹さんに取材のもと、硬式テニスボールの選び方を紹介します。購入前に、ポイントをチェックしておきましょう。

プレッシャーボールとノンプレッシャーボールの違い
使用シーンにあわせてボールの種類を選ぶ

硬式テニスボールには、プレッシャーボールとノンプレッシャーボールがあります。それぞれの特徴を踏まえておきましょう。

試合・実践向けの「プレッシャーボール」

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硬式テニスボールの内側には、コアとよばれるなかが空洞になっているゴムがあります。コアの部分に外の気圧よりも高いガスを封入してあるのが、「プレッシャーボール」です。プレッシャーライズドボールともよばれています。

ガスによる高い反発力と打球を打ち返すときの心地よさがあるのが特徴。ただし、打っていくごとになかのガスが少しずつ抜けていくので、反発力も損なわれていきます。試合用や試合を踏まえた実戦練習など、ここぞというときに使用するのがおすすめです。

ノンプレッシャーボールと比べてコストのかかるプレッシャーボールですが、なかにはリーズナブルなものも。練習用として使用するのにも向いています。

部活やスクール・練習向けの「ノンプレッシャーボール」

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ノンプレッシャーボールはコアの部分にガスを封入していないタイプの硬式テニスボールです。ガスがない分反発力などはプレッシャーボールに劣りますが、その分耐久性の高いのが魅力。打つ機会の多い練習用として使用されます。

また、プレッシャーボールよりも一球あたりの価格が手ごろなので、ボールを大量に使う部活やスクールなどで活用したいときにも向いています。

スポンジボール、レッドボール、オレンジボール、グリーンボールの違い
キッズボールにも色別にレベルがある

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一般的な硬式テニスボールだと、子どもの身長や打球の力に合わないことがあります。子どもが硬式テニスをプレイするときには、子どもの身長や力に合った反発力になっている、キッズボールやスポンジボールを使いましょう。

レベルや年齢に応じたステージで色分けされていて、硬さや大きさ、ボールの飛びも違います。

スポンジボール
幼児や超初心者向け・スポンジでできたボール
【STAGE3】レッドボール
3~8歳程度が対象・飛び75%減
【STAGE2】オレンジボール
7~11歳程度が対象・飛び50%減
【STAGE1】グリーンボール
8歳以上が対象・飛び25%減

キッズボールは基本、子ども向けですが、テニススクールなどでは意図的に練習で使う場合もあります。うまく活用してください。

テニスマイスターがアドバイス
おすすめはリーズナブルなプレッシャーボール

【エキスパートのコメント】

ふだんの練習にはプレッシャーとノンプレッシャー、どちらを選ぶべき? という質問を受けますが、基本的にプレッシャーボールをおすすめします。この2つは反発力が異なるため、「飛んでいく場所」が異なります。

そのため長年ノンプレッシャーで練習していて試合前にプレッシャーボールに戻しても、感覚の修正にはかなりの時間がかかります。安価なものを選べば、コストもそこまで気になりません。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)