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【この記事のエキスパート】
ペット専門エディター&ライター:井手 綾子
編集歴は20年以上。
雑誌の編集長を経てフリーランスのライターとなる。インタビューや取材した人・お店の数は1000以上。クスっと笑えるものから、読んでタメになる読み込む記事までさまざまな記事を執筆している。
中でも、医療ものや動物関係が得意。今までに買ったことのある動物は、犬、猫、鳩、インコ、ジュウシマツ、キジ、リス、ウサギ、カメ、鶏、ウシガエル、金魚、カタツムリ、てんとう虫、カブトエビなど。
避妊手術をしていないメスの犬は、年2回生理による出血があります。血液で部屋のなかやケージ内を汚したくないときには「犬用サニタリーパンツ」を利用しましょう。この記事では、プロからのアドバイスをもとに愛犬も快適な犬用サニタリーパンツの選び方、おすすめ商品をご紹介しています。
犬にサニタリーパンツは必要?
「犬にサニタリーパンツは必要なの?」と思う方もいるかもしれませんが、お出かけのときのエチケットマナーとして必要なアイテムです。人間の女性と同じように、メスの犬にも生理(ヒート)があります。
避妊をしていない健康なメス犬の場合、発情期やその前後の期間に陰部がはれたり出血などの症状があります。ヒートが起こる周期は年に1~2回程度で、10日~2週間前後続きます。サニタリーパンツは、出血によって家のなかの家具や床などを汚さないようにする目的があります。
また、発情期間メスの犬はデリケートな状態なので、散歩中にほかのオス犬と遭遇してケンカになってしまうケースも。そういった他の犬とのトラブルを防ぐために着用させるといった目的もあります。
犬用サニタリーパンツの選び方
まずは犬用サニタリーパンツの選び方をチェックしていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】着脱しやすいパンツタイプorずれにくいオーバー
【2】サイズ
【3】はきごこち
【4】蒸れにくい素材
【5】速乾性があるか
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】サニタリーパンツはおもに2タイプ
犬用サニタリーパンツには、「パンツタイプ」と「オーバーオールタイプ」があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
パンツタイプ
パンツタイプのサニタリーパンツは、おむつのようにお尻をすっぽり包みこむ形をしています。腰まわりや足まわりに伸縮性のあるゴムが入っており、犬の後ろ足をパンツに通したあと、面ファスナーで固定するタイプが多いです。なかには足を通さずに着脱できる便利なタイプもあります。
パンツタイプのメリットは着脱のしやすさです。シンプルな構造で固定するのもかんたんなので手間がかかりません。コンパクトで洗いやすいのも魅力です。
オーバーオールタイプ
オーバーオールタイプの犬用サニタリーパンツには、つなぎのドッグウェアのようなものや、サスペンダーつきのパンツなどがあります。オーバーオールタイプは上半身でも固定できるため、脱げたりずれたりしにくいのがメリットです。
パンツタイプよりも着脱に手間がかかるものの、元気に動き回るやんちゃな犬などにはぴったりです。
【2】サイズとずれにくさをチェック!
犬用サニタリーパンツを選ぶときに重要なのがサイズ感。大きすぎるものを選ぶと、すぐにずれたり脱げたりしてしまいます。また、小さすぎものを選んでも、強い締めつけや摩擦で肌をキズつけるおそれがあるため注意が必要です。
犬用サニタリーパンツのサイズ表記は「S・M・L」「1~3号」「小型犬用」などさまざまで、お店によって異なります。具体的なサイズを確認したうえで愛犬のサイズと照らし合わせて体型に合うものを選びましょう。
【3】はきごこちのよさにも注目
サニタリーパンツのはきごこちに違和感があると、そわそわしたり脱ごうとしたりして落ち着きがなくなる犬もいます。ごわつきや重さのあるもの、締めつけがきついものなど、犬のストレスになりそうなタイプは避けたほうがいいでしょう。
また、はじめて身につける素材が肌に合わないこともあるので、手持ちのドッグウェアと同じ素材で作られたサニタリーパンツを選ぶのもおすすめです。
【4】肌にやさしい蒸れにくい素材を選ぶ
犬は体全体が毛に覆われているため、そのうえからサニタリーパンツをはくと蒸れてしまうことがあります。とくに生理中は出血によってお尻の部分が蒸れやすいので、メッシュやコットンなどの通気性のいい素材を使用したサニタリーパンツがおすすめです。
蒸れを防ぐために内股の部分にメッシュ素材を使用したサニタリーパンツも多いので、商品を選ぶときにチェックしてみてくださいね。
【5】洗いやすく速乾性のあるタイプが便利
犬用サニタリーパンツは、内側にナプキンやオムツをつけて着用するアイテムです。とはいえ、直接肌にふれる部分も多く、どうしても汚れやすくなります。
洗濯やお手入れのことを考えると、洗いやすく乾きやすいものが便利です。広げると1枚布のようになるシンプルな形をしたものや、吸水速乾加工が施されたものなら、清潔な状態をたもちやすいでしょう。
ペット専門エディター&ライターより
サニタリーパンツは今やマナーのひとつ
【エキスパートのコメント】
サニタリーパンツをはくと、部屋を汚したり雄犬がやってきたりということがありません。望まない妊娠を防ぐためにも、ヒート中に出かけるときは愛犬にパンツをはかせてください。
また、パンツを選ぶときは、愛犬がいやがらない・負担にならないのが重要なポイント。フィット感やサイズ、ずれにくさなどを確認します。次に飼い主さまにとって使いやすいかどうかをチェックしましょう。