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【この記事のエキスパート】
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター:細野(倉田) 沙也加
フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。
主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。
クッキーなどお菓子の生地を伸ばしたり、パン生地をこねたりするのに使うのし台(パンこね台)。この記事では、のし台の選び方とおすすめ商品、プロが選ぶランキングをご紹介します。人気の木製・シリコン製のほか、おしゃれな大理石製、滑り止め付きなどを厳選しました。
のし台の選び方のポイント
パンやクッキーを作る際に使用するイメージが強いのし台ですが、蕎麦(そば)やうどんなどの麺の生地にも活用できます。
ここでは、フードコーディネーターの細野(倉田) 沙也加さんのアドバイスをもとに、のし台の選び方を紹介します。ポイントは下記のとおり。
【1】素材
【2】サイズ
【3】耐冷・耐熱性
【4】目盛り
【5】滑りにくさ
上記のポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うのし台を選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
【1】使いやすい素材を選ぼう
のし台に使われる素材は、おもに木製・大理石・シリコン・プラスチックの4種類に分けることができます。それぞれどんな特徴があるのかを知ったうえで、使いやすいものを選んでみてください。
生地の湿度を保つ「木製」
木製ののし台は、生地の温度を保つことができるのが特徴で、とくに温度調整が重要なパン作りに使われることが多いです。軽くて使いやすいので初心者にも向いています。
ただし、木の特性上、生地がくっつきやすいので生地を伸ばすときは「うち粉」が必要です。カビの発生防止のため、洗ったあとはしっかりと乾燥させて保管してくださいね。
丸めてコンパクトにしまえる「シリコン製」
木製とうってかわって、生地がくっつきにくい素材がシリコン製。やわらかい材質なのでのし台もテーブルにピッタリとくっついて、ズレにくく安定感があります。
本体が薄いタイプが多いのも特徴。丸めて保管することも、ちょっとしたスキマにサッとしまうこともできるので場所を取らず、収納に便利です。
コスパが良くお手入れ簡単な「プラスチック製」
プラスチック製は、軽くてお手入れがカンタンなのが特徴。まな板と形状は似ていますが、表面に生地がつきにくい加工がされているものが多いです。
比較的お値段がリーズナブルなので、試しに使ってみたいという方や使用頻度が少ない方は、プラスチック製のものを選ぶといいでしょう。
生地に熱が伝わらない「大理石製」
大理石ののし台には天然大理石と人工大理石の2種類があり、温度が上がりにくく生地を冷たいまま保ってくれるという特徴があります。
バターなどをたくさん使っても溶けにくいので、デニッシュやクロワッサン、クッキー作りに向いています。また、大理石よりも耐久性にすぐれた御影石(みかげいし)という素材もありますよ。
【2】サイズは作業台の大きさを考えて
のし台のサイズもさまざまあります。広々と作業するために大きければ大きいほどいい、というものではありません。
どのサイズを選ぶかは、キッチンスペースや作業台の大きさに合わせて選ぶのがいいでしょう。収納スペースも忘れずに考慮してくださいね。
【3】耐冷・耐熱性があれば汎用性が高まる
購入の際にチェックしておいた方がいいのが耐熱性。最近では、オーブンや電子レンジにそのまま入れて使用できるのし台も多く販売されています。
耐熱温度が200℃以上あれば、ほとんどのオーブンや電子レンジで使用できるでしょう。また、冷たいアイスなどを作る場合は、冷凍庫に対応できる耐冷性があるかも確認しましょう。
【4】スケールや円形ガイドなどの目盛りつきが便利
こねた生地のサイズを均等にわけたり、伸ばして形をキレイに整えたりしたいときに便利なのが、メモリ付きののし台。
真ん中に円形のガイドが付いているものや、外周の部分にスケールが付いているものなど、さまざまな商品がありますのでぜひチェックしてみてくださいね。
【5】使いやすさを追求するなら「滑りにくさ」に注目を
より使いやすさを求めるなら、滑りにくさに注目しましょう。とくに生地をこねるときは力を入れて作業するため、作業台とのし台との設置面がずれにくく、安定感のあるものがおすすめです。
作業台にピッタリと貼り付く素材のもの、ずれにくいほどの重量があるもの、滑り止めの加工がされているものなどのなかから選ぶといいでしょう。
フードコーディネーターからのアドバイス
【エキスパートのコメント】
ポイントは素材
のし台を選ぶときのポイントは素材です。おもに木製とシリコン製の2種類があります。木製は生地の温度が一定になる特徴があり、パン作りに適しています。のし台が軽くて扱いやすく、はじめて購入する方におすすめです。
一方シリコン製は、生地がくっつきにくく作業がしやすい点が特徴。シリコン素材はやわらかく、使わない時に折り畳んで収納できるのも便利な点です。使うシーンを加味して商品を選びましょう。